クレジットカード決済 徹底比較
エポスカードと楽天カードを徹底比較!年会費無料の最強クレカはどっち?
2019.10.22
年会費無料のクレジットカードは多数出ていますが、その中でも「高還元」で「特典も多い」と定評があるのがエポスカードと楽天カードです。今回はそれぞれの魅力を比較していきます。
今回比較するのは、
・ポイント還元率
・家族カード、ETCカード
・特約店
・旅行保険、保障
・その他のメリット
となります。
楽天カードには「楽天経済圏」と言われる楽天スーパーポイントが貯まって使えるサービスが多数あります。対するエポスカードは大々的に打ち出していないものの「優待店」と言われるエポスカードでの支払いで数%還元されるお店が多いのが特徴です。
それでは、ひとつずつ比較してみましょう。
ポイント還元率
基本還元率は楽天カードがリードしていますが、エポスカードには「ポイントアップショップ」という店舗を指定すればポイント還元率が1.5%になるプログラムがあります。よく行く店舗で1.5%還元にすれば基本還元率は楽天カードを上回るでしょう。
還元について | 楽天カード | エポスカード |
---|---|---|
基本還元率 | 1.0% | 0.5%(年間50万円利用で2,500ポイントボーナス。年間100万利用で10,000ポイントボーナスがあり、年間100万利用時には実質1.5%還元になります) |
ポイントアップ店 | 楽天が運営するサービスでポイント還元率アップ | ポイントアップショップに登録すれば1.5%還元 |
特約店
各カード会社は店舗と個別の契約を結んでいます。店舗によっては楽天カードを利用すると還元率がアップする店舗があります。普段よく行くお店が特約店にある方は、そのカードを持っていて損はないでしょう。年会費無料のカードです。
楽天カード特約店 | ENEOS、てもみん等の店舗に加え、楽天サービスではポイントがアップします。 |
エポスカード特約店 | マルイ、モディ、マクドナルド、ロッテリア、ファーストキッチン等のあらゆる店舗で特典があります。 |
家族カード・ETCカード
エポスカードには家族カードがありません。ただ、エポスカードの利用金額が一定額を超えるとエポスゴールドカードの年会費が無料になるインビテーションが届きます。ゴールドカード会員には、エポスファミリーゴールドを無料で発行できます。
家族/ETCカード | 楽天カード | エポスカード |
---|---|---|
家族カード | 年会費無料 | 通常カードには家族カードはありません。ゴールドカード・プラチナカード会員にのみ、エポスファミリーゴールドプランがあります。ゴールドカードが年会費永年無料です。 |
ETCカード | 通常550円(税込み)。楽天PointClubの会員ランクが、ダイヤモンド会員・プラチナ会員の方であれば年会費無料。楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードであれば年会費無料。 | 年会費永年無料 |
旅行保険・保障
意外と見逃しがちなのが旅行保険です。海外旅行時に怪我や病気で海外の病院を利用すると、日本の十倍以上の費用がかかることがあります。普段日本で利用している医療費が抑えられているのは、日本が健康保険で医療費を負担してくれているからです。
そこで、海外旅行時には「海外旅行保険」に加入すると何かあった時に安心です。旅行時にスポットで利用できる海外旅行保険も増えていますが、費用がかかります。
クレジットカードを発行しておくと、自動的に無料で海外旅行保険が付帯するものがあり、それがエポスカードです。
保険について | 楽天カード | エポスカード |
---|---|---|
海外旅行保険 | 利用付帯(旅行代金を楽天カードで支払うこと) | 自動付帯(エポスカードで支払い不要) |
各カード会社の還元率アップキャンペーン
楽天カードには「楽天スーパーセール」と「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」があり、エポスカードには「マルコとマルオの7日間」という10%OFFセールが年に4回あります。
楽天スーパーセール | 年に数回、楽天市場で大幅な割引・ポイント還元が行われる期間があります。 |
楽天SPU | 楽天カードや楽天ゴールドカードを利用したり、楽天サービスを複数利用することで還元率がアップしていく仕組みです。楽天カード利用でポイントアップ+2倍(2019年11月現在)。 |
マルコとマルオの7日間 | 年に4回、マルイでの購入にエポスカードを利用すると10%OFFになるセール期間があります。マルイ内の店舗で利用可能な為、スターバックスやUNIQLO等の店舗が入っているマルイは通常では購入できないような割引を得られます。 |
キャッシュレス・ポイント還元事業との関わり
2019年10月1日から政府が開始したキャッシュレス・ポイント還元事業に伴い、各決済事業者が自社サービスを利用した際にポイント還元アップするキャンペーンを実施しています。この点では、楽天Payが一歩リードした還元率アップ施策を打ち出しています。コード決済利用者は、楽天Pay + 楽天カードのポイント2重取りをしましょう。
楽天Pay | 楽天Payで支払いをするとどこでも5%還元を実施しています。楽天Payの支払いに楽天カードを紐づけるとさらに1.0%還元があります。合計6%還元を得ることができます。キャンペーン期間は2019年12月2日9:59までとなり、期間中のポイント還元上限は3,000ポイントとなります。つまり、6.0%計算では50,000円の利用までがキャンペーン対象となります。 |