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[アンケート調査]18歳以下の子供にクレジットカードを持たせたいですか?「現金を使えば金銭感覚が養われる」はありえない!(2019年2月)

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[アンケート調査]18歳以下の子供にクレジットカードを持たせたいですか?「現金を使えば金銭感覚が養われる」はありえない!(2019年2月)

クレジットカードは大人になってから?高校生以下にはまだ早い?

「(支払いは)クレジットカードでお願いします」

1日のうちに1回は口にする言葉ではないでしょうか。

キャッシュレス化が進む社会で、利便性の高いクレジットカードを使う機会が増えている実感はありませんか?

「もしクレジットカードがなかったら・・・」

「クレジットカードが使えなかったら・・・」

想像すると、とても不便な生活をしなければならないことが思い浮かびます。

当たり前に使っているクレジットカードですが、もちろん信用が必要なカードであるため、審査を通らなければなりません。
審査を通らない理由は様々なですが、年齢も大きな一因です。支払い責任を持つ年齢にならなければ審査を通ることは原則ありません。

ところが現在、未成年で支払い能力のない人でもクレジットカードを持つことができるようになりました。18歳以下の子供でも持つことができるのです。大人でもトラブルの多いクレジットカードですが、未成年の子供が持つことは安全なのでしょうか。

そこでポモチでは、「18歳以下の子供にクレジットカードをもたせたいですか?」というテーマで300名の男女にアンケートをとりました。

支払い能力や金銭感覚、責任感などがキーワードになる回答となりました。

社会の風潮としては、「18歳以下の子供にクレジットカードをもたせるのは早い」というのが主流ですが、実際の意見としては、どのようなものがあるのでしょうか。また、本当に18歳以下の子供にクレジットカードは早いのでしょうか。

「18歳以下にクレカを持たせてもいい?」主な賛成意見と反対意見

高校生イメージ画像

アンケート調査は300名の男女に行いました。18歳以下のお子さんがいない場合も、いると仮定してお答えいただきました。

18歳以下の子供にクレジットカードをもたせるのに賛成の方も反対の方も、共通していたのは「子供に必要なのは、日常生活の中でお金の使い方を学ぶことやお金の価値への理解、自分の責任を自覚すること」でした。

まだ社会に出ていないうちは、保護者から何らかの形で守られて生活しているのが18歳以下の子供たちです。そんな子供たちが、支払い能力や社会的責任感が求められるクレジットカードを使うことに関して、様々な意見が集まりました。

賛成と反対で投票していただいた時、結果は以下のようになりました。

・高校生以下の子供にクレジットカードをもたせたいですか?(合計300人)

  1. はい 27人(9%)
  2. いいえ 273人(91%)

18歳以下の子供にクレジットカードを持たせるべきでない、と考えている方が90%を超える結果になりました。一方で、「持たせてもいい」と答えた方は、10%にも達しませんでした。それぞれ、どのような理由があるのでしょうか。

「18歳以下の子供にクレジットカードをもたせることに賛成」と考える人の理由は、「現金より実は安全?」

300名中9%の方に、18歳化の子供にクレジットカードを持たせることに賛成とお答えいただきました。

そのなかで、最も多かった理由が「現金より安全だから」でした。実際のお金を手にしない分、使っている感覚がないからといって危険だという考えが一般的な中、意外な回答でした。

クレジットカードが安全だと答える根拠としては、暗証番号等のセキュリティシステムが充実していることが挙げられました

カードを落としたとしても即時停止することができるため、多額の金額を不正利用されるリスクが減ります。さらに、不正利用に対する保証が整っているカードもあります。セキュリティ問題が叫ばれるがゆえに、顧客を守るシステムがしっかり整えられているということです。

特に、最近では三井住友VISAカードが、「24時間監視システム」で不正利用の兆候が見られるとすぐに利用停止してくれるサービスを出しています。現金は利用停止できませんが、三井住友VISAカードは危険を察知できます。

その他、賛成の理由は以下のように挙げられました。

  • 利用制限をかけられるから
  • ポイント等の還元制度があり、お得だから
  • 明細が出るため使った額を管理しやすいから
  • ネット決済等で利用できるため、利便性が高いから

以上の他にも、興味深い理由が「将来的にキャッシュレス決済サービスが普及するため、慣れておいた方がいいから」というものです。

キャッシュレス化が進む現在、様々な決済方法が乱立しています。お得なキャンペーンが開かれていたり、使用する決済方法や店舗によってお得な組み合わせがあったりします。「めんどくさいことは気にしない」という方を除いて、お得な情報をみすみす逃したい人はいないはずです。

ところが、そのようなお得情報を網羅するためにはそれなりの知識と労力が必要になります。

付け焼き刃の知識では、全て頭に入れ利用することはできません。実際インターネットの世界では、現金は全く使えず、キャッシュレス決済を使いこなすことが必要になっています(コンビニ決済・代引き等を除く)。クレジットカードを活用することで、より簡単に消費活動が行える社会がオンラインでは出来上がっています。

リアル社会でも、キャッシュレス決済が欠かせない決済手段となっています。そんな社会でこれから生きていかなければならない若者にとっては、あらかじめ情報を集め慣れておく必要があります。成人になるまでは、社会で生きていくために大切なことを守られながら学んでいきます。それに基づくと、キャッシュレス化社会に対応するために、事前にクレジットカードなどのキャッシュレス決済サービスに慣れておくことは、必要なことだと考えられます。

やっぱり使い過ぎが怖い?「金銭感覚が身につくまではクレカを使わせるのは反対!」派の回答

91%の方が反対という理由で最も多かったのは「使い過ぎ流可能性があり怖いから」と「金銭感覚が正しくそなわらず危ないから」という2つでした。

支払い能力を持ち責任感のある社会人でも、使い過ぎてしまったり支払いが遅れてしまうことは多々あります。そのため、支払い能力も責任感も未熟な未成年や18歳以下の子供が、クレジットカードを持つなんてとんでもない、ということです。

さらに、前述のようにネット社会においてはキャッシュレス決済が利便性高い決済方法となっています。コンビニ決済や代引きでの支払いも可能ですが、ネットショッピングの決済利用率は85%以上がキャッシュレス決済と言われています(当社EC事業の利用実態より)。

現在では、子供にも大人気のスマホゲームやオンラインゲームでも、レアなアイテムを獲得するために課金することができます。ゲームに課金するためには、コンビニ等で売っている電子マネーを買ってコードを読み取らせることも可能ですが、より簡単に課金するためにはクレジットカードを紐づけるのが一番です。子供がクレジットカードを持つと、簡単にゲームに登録することができるため、お金を湯水のように使ってしまう懸念があります。35歳の男性は「知り合いのお子さんが、ゲームの課金に何十万円も使って大騒ぎになっていた」といいます。さらに、38歳の男性は「スマホゲームへの課金などで、自制心がないとあっという間に使ってしまう」とお金に対する責任感を疑問視しています。

その他の理由は以下のようになります。

  • 友人間の貸し借りなどでトラブルの原因になるから
  • 自分に支払い能力がないのに、お金を使っているという実感も持たずに支払えるのは危険だから
  • 子供がどのような消費活動をするかわからないし信頼できないから
  • 多額のお金を使える方法を簡単に与えてしまっては、今後の消費活動に問題がでるから

反対の理由として特筆したい項目は、友人間のトラブルです。現金の貸し借りやゲームの貸し借りなど、高校生以下の子供たちは、友人間で様々なものを共有する場面が多々あります。貸し借りを巡ったトラブルは頻繁におきており、それがクレジットカードのようなもので起こったとしたら大きなトラブルになる、との懸念です。

カードの種類によっては、サインや暗証番号もなしに買い物をすることができます。さらに、暗証番号等の機密情報を簡単に教えてしまう可能性もあります。些細なことから大きなトラブルに発展する可能性が大いにあります。責任能力に欠けていると思われている18歳以下の子供にとっては、正しい判断の基準が曖昧なのが原因のようです。

金銭感覚の麻痺や使い過ぎへの懸念、友人間のトラブルなどが反対の主な理由でした。

キャッシュレス化する社会、高校生以下の子供はクレジットカードを持つべきなのか

使い過ぎや金銭感覚の麻痺が懸念される高校生以下のクレジットカード利用ですが、これらの懸念は本当にクレジットカードを使わないほどの理由になるのでしょうか。それらの懸念を払拭できるかどうか、検証してみましょう。

使い過ぎは、利用上限を低く抑えることで防げる!

使い過ぎや金銭感覚の麻痺は、成人した社会人でも同様の問題を抱えています。

それでも彼らはクレジットカードを使うことをやめようとはしません。カード会社では、意図しない膨大な額の支出を防ぐため、様々な対策を講じています。

そのための策として、クレジットカードには利用上限が設定されています。それを超えて支払いをすることはできません。利用実績に基づいて上限金額が上がっていく為、あまりにも極端な利用はできないようになっています。

ただ、リボ払いや分割払いの制度があるため、使っている実感を持ちにくいのも事実です。

金銭感覚の乱れを防止するためには、クレジットカードの明細を活用する!

アンケートによると「子供は金銭感覚がしっかりしておらず、クレジットカードのように簡単に決済ができるものだと、正しい判断ができない」という意見が複数見られらました。

ただ、クレジットカードの利用による金銭感覚の乱れは、18歳以下の子供に限らず大人でも起こります。

金銭感覚を養うためには、クレジットカードの利用上の危険を理解しておく必要があります。危険を理解するためには、クレジットカードを実際に利用する以外に道はありません。クレジットカードの機能を理解し、うまく活用することで計画的な利用が可能になります。

金銭感覚の乱れを正す、もしくは正しい金銭感覚を身につけるためには、クレジットカードの利用明細を活用することで可能になります。クレジットカードを利用すると、毎月の支払いの明細が利用者に開示されます。いつ、なににどれだけの額のお金を支払ったかが、詳しく正確に記されています。

それを毎月確認し、月ごとの支出を理解することで、自分の支出の内容を客観的に把握することができます。

高校生以下の子供の場合は、自分で明細を管理することは難しいかもしれません。そんな時は、クレジットカードを使わせている保護者が管理を手伝ってあげることが大切です。保護者が明細を管理する習慣をつけさせ、明細を利用して自らの金銭感覚を養うことができます。

子供の消費行動を把握しきれないのが不安なら

クレジットカードを与える側としては、自分の子供がなににどれだけ使ったかを把握したいのが心情です。

この不安を解決するためには、家庭内でのコミュニケーションやルールづくりはもちろん、オンラインで支払い明細を管理することができます。

子供に持たせているクレジットカードのオンラインカード管理システムを、保護者が自らログイン、チェックできるようにIDとパスワードを把握しておくことが大切です。これは親子間の信頼関係の問題にもなりますが、自分の消費行動に責任を持たせるのは、保護者の役目です。

ただ、クレジットカードで支払った内容が、即座にオンラインシステムに明細として記録されないのは問題です。支払いから把握まで、時間がかかってしまうために、つい使い過ぎてしまうのです。これを解決するためには、即座に利用額が明細に反映されるカードを利用する、もしくは、そのような機能を持つサービスを併用することが必要です。

一つの方法は、バーチャルカードサービス「Kyash」を利用する方法です。Kyashは、バーチャルVISAカードを発行するサービスで、クレジットカードを紐づけたり、銀行ATMからKyash口座にチャージすることで利用することができます。本サービスを使えば、Kyashカード利用に伴う2% 最大1%のポイント還元の他に、利用額を即時にオンライン明細に反映されます。すぐに使った額を目にすることができるため、使い過ぎや金銭感覚の乱れを防止することができます。アプリで利用がプッシュ通知されるのもありがたい機能です。

20212月追記:2021210日からKyash Cardの支払いをクレジットカードに設定した時の還元率が0.2%になりました。銀行口座やペイジー、もしくは各種コンビニATMを利用してチャージしたKyash残高の利用では、引き続き1.0%分の還元率が適応されます。詳しくはこちらをご覧ください。

このように、18歳以下の子供がクレジットカードを利用する際の不安は、クレジットカードの機能をよく理解し活用することで払拭することができます。保護者がきちんとクレジットカードの機能を理解し、子供と話し合いながら使わせることで、キャッシュレス決済方法に親しませながら、危険も同時に理解することができます。

実際に今クレジットカードを使っている社会人はいつ頃から使い始めた?

上記のように、若者がクレジットカードを利用することには、数々の懸念が挙げられています。では、実際に現在クレジットカードを使っている社会人たちは、いつからクレジットカードを持つようになったのでしょうか。

同アンケートで、「初めてクレジットカードを持ち始めたのは何歳ですか?」という項目を設け、ご回答いただきました。結果は以下のようになりました。

初めてクレジットカードをつか始めたのは何歳ですか?(合計300人)

 

  1. 18歳〜20歳 65人(22%)
  2. 21歳〜22歳 44人(15%)
  3. 23際〜29歳 138人(46%)
  4. 30代 19人(6%)
  5. 40代 3人(1%)
  6. 50代 1人(1%以下)
  7. クレジットカードを持っていない 30人(10%)

最も多かったのは、23歳〜29歳に初めてクレジットカードを持ち始めた方で、その数は全体の半数近くに登ります。そして驚くことに、次いで多いのが18歳〜20歳で22%です。18際〜20歳というと、大学1、2年生や高校を出て働き始めてすぐ、もしくは専門学校/短大生がこの年代です。未成年が大半を占めるこの年代ですが、この時期にクレジットカードを持ち始めた方が全体の4分の1ほどいることがわかります。

これまでのアンケート調査への回答では、未成年にはまだ支払い能力がなく、クレジットカードを持つべきではない、という答えが大半を占めました。ところが、高校を卒業して数ヶ月もしくは1、2年しか経っていない18歳から20歳の若者が、クレジットカードを持ち始めているのが事実です。18歳を過ぎれば或る日突然、正しい金銭感覚が養われ、支払い能力を持つことができるのでしょうか。

また、80%以上の方がクレジットカードを使い始めたのが20代ということも明らかになりました。かなり早い段階でクレジットカードを持ち始めている方が多いことがわかります。高校生以下がクレジットカードを持つことは危険だという意見は多い傍、実際は若い段階からクレジットカードを使うのが一般的になっています。

高校生以下の子供がクレジットカードを持ち始めるのも、そう遠くない時代に一般的になる可能性が高いですね。

デビットカードならOK?

「クレジットカードは借金だ」あるアンケート回答者がこう答えています。

「子供の頃から借金を作る習慣は持たない方がいい」と。

クレジットカードは利用した分の引き落としが即時に行われません。給料日等のお金がある時期にまとめて支払えるシステムのため、どうしてもないお金で支払う、という印象がついてしまいます。

そこでオルタナティブのキャッシュレス決済サービスとして挙げられたのが、デビットカードです。デビットカードは、クレジットカードと違い紐づけた銀行口座から即時に利用額が引き通される決済方法です。そのため、持っているお金以上の買い物はできません。上限を設定するよりも先に、口座のお金が底を尽きてしまうと自動的に支払いができなくなります。口座に残すお金をコントロールすることで上限を自由に決めることができるため、保護者からの信頼は厚いでしょう。

クレジットカードとほぼ同じ決済方法で支払いができることも魅力の一つです。キャッシュレス社会に対応するための練習として、申し分ない機能を持っている安全な支払い方法ですね。デビットカードを与える時も、使い方のルールや危険性など、家庭でしっかり話し合うことが求められます。キャッシュレス決済の利便性と危険性を理解すると、将来的にクレジットカードを利用するようになったとしても、大きな失敗をしない使い方ができるようになるのではないでしょうか。

調査期間・調査テーマ

2019年2月14日「【キャッシュレスに関するアンケート】よく使う支払い方法は何ですか?」

対象者・サンプル数

ランサーズを利用したアンケート調査、300人

属性 人数
男女比 男性人144人(48%)、女性156人(52%)
年齢 10代1人(0.3%)、20代35人(11.6%)、30代115人(38.3%)、40代97人(32.3%)、50代43人(14.3%)、60代9人(3%)

※アンケートデータの利用は当サイトのURL、サービス名を明記してご利用ください。

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この記事のライター:Maya Shinoda / ポモチ専属ライター

Maya Shinoda / ポモチ専属ライター

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ポモチ専属ライター

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