[アンケート結果]LINE Pay/PayPay/Kyashの「送金機能」使ったことある?
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友達と食事に行くと割り勘をする場面に遭遇しますよね。そんな時に重宝するのがコード決済サービスの「送金機能」です。
送金機能を実際に利用している人はどれほどいるのでしょうか?
ポモチは、「LINE PayやPayPay、Kyashなどの送金システムを利用したことは?」というアンケートをとりました。
意外と知られていない「送金機能」の知られざる利便性の高さを紹介します。
目次
送金機能の利用経験者は5%
アンケート結果によると、送金機能の利用経験者はなんと5%に過ぎないことがわかりました。
そもそも送金機能とは何か?
コード決済サービスが提供する「送金機能」は、サービス内でお金のやりとりができるサービスです。LINE PayならLINE Pay残高で、PayPayならPayPay残高でお金のやり取りができます。
送る額を一円単位で指定して送ることができるため、割り勘の際に小銭をジャラジャラ探す煩わしい手間を完全に省くことができます。やりとりの履歴も全て残るため、トラブルの回避にもつながります。
では、実際に送金機能とはどの様なサービスなのでしょうか。各コード決済サービスの送金機能をご紹介します。
LINE Payの送金サービス
メッセージサービスLINEが提供するコード決済がLINE Payです。LINE Payでは、LINE Payを利用しているLINE フレンドとお金の送金ができる様になります。
ウォレットアイコンを選択後、左上にある送金アイコンをタップします。その後表示される画面で送金したいLINEフレンドを選び、送金先送金金額を一円単位で入力します。その後送金ボタンを押すだけで完了します。
早ければ10秒ほどで完了する送金過程は驚きですよね。ぜひ一度試してみてください。
PayPayの送金機能
PayPayでは、2019年7月から送金システムを導入しています。
PayPayアプリを開くと、上部に支払い用のバーコードが表示されています。そのすぐ下に、「送る」というアイコンがあり、それをタップして送金手続きに入ります。
PayPayで送金するためには、送金したいPayPay利用者を選択する必要があります。PayPay利用者を特定するためには、2種類の方法があります。PayPay IDもしくは携帯電話番号を使う方法です。
その他にも「友だちのQRコードを読み取る」方法と「受け取りリンクを作成する」方法も用意されています。
送金したいPayPay利用者を選択すると、LINE Pay同様、一円単位で送金金額を選択する画面に遷移します。送金金額を決定すると、指定額を送るボタンを押して完了します。
非常に簡単な作業の上、時間もかからないことがわかりますね。
Kyashの送金方法
バーチャルカードを発行するKyash、このkyashでも送金システムを利用することができます。ホーム画面の「送金・請求」を選択後、友達のQRコードを読み取ったり、リンクを作成したりしてお金の授受を行います。
受け取った額や送金した額はすべて履歴に残り、残高はホーム画面で確認できるので安心です。
楽天ペイの送金機能
実は楽天ペイでも送金システムが準備されています。ホーム画面にある「送る」アイコンを選択、楽天キャッシュ残高からのみ送金ができるため、チャージをする必要があります。
送金する金額を選択後、リンクを作成し、別の連絡手段でそのリンクを送金相手に送ることで完了します。
連絡先を同期すると、連絡先に載っている人に簡単に送ることができる機能もあります。
送金機能を利用するメリット4選
実際に送金機能を利用するメリットは複数個存在します。
メリット1:手数料が無料
送金機能を利用する時、どんな作業をしても手数料は一切かかりません。何人にどんな額を送っても手数料は無料です。さらに複数人数で割り勘をする機能もあり、それも無料で利用できます。
メリット2:手軽
コード決済の送金機能はなんといっても手軽であることが特徴です。メッセージを送る感覚で送金が完了するため、面倒で後回しにするうちに忘れてしまう、なんて事態を防ぐことができます。
片手で簡単にできるため、複雑な手続きは必要なく幅広い方が利用できます。特別なシステムも必要ないため、帰りの電車の中はおろかレストランで会計直後にササッと済ませることができます。
メリット3:1円単位で送金可能
他人に送金をする場面はいくつかありますが、最も多いのは割り勘分のお金を送る場合ではないでしょうか。そんな時に嬉しいのが一円単位で送金額を選べることです。
割り勘をする際は、必ずしも払いやすい金額になるわけではなく、現金でやり取りをするのは大変億劫です。一方コード決済の送金機能を利用すると手間もかからず正確に割り勘分を支払うことができるのです。送金ののち数秒で届く場合がほとんどなので、遅れて相手を不快にさせることもありません。
メリット4:履歴が残る
コード決済の送金機能を利用すると、送金相手や送金金額、送金時間などの詳細情報が履歴に残ります。客観的な情報なのでトラブル防止にもなります。自分が割り勘した額も正確に把握できるため、現金でやり取りをするともらえないレシート代わりになります。利用した額が可視化されるため、使いすぎの防止にもつながります。
送金機能利用しない理由は?
送金機能を利用したことがないと回答した方が95%に上りましたが、その理由はなんなのでしょうか。
そもそも送金機能があることを知らないことや、同じコード決済サービスを利用している友人が少ないことなどが考えられます。現在、コード決済サービスは乱立しており、同じサービスを利用している友人が少ない可能性が少なくはありません。
また、現金でもらった方が汎用性が高いことも理由のうちの一つでは、と想定されます。
例えば割り勘をする場合、現金でまとめて払った人がコード決済をあまり利用しない人だったら、現金で割り勘分を受け取る方がコード決済で受け取るよりも利便性は高いですよね。コード決済の残高で受け取ってしまうと、利用できる機会が減り、なんだか損した気がしてしまうのではないでしょうか。
コード決済の普及が進むと、導入店舗が増え利用者が増えます。現金と同じように利用できるようになると、コード決済の送金機能を利用する方が増えることが予想されます。将来的に利便性が上がる可能性がありますね。
■調査期間・調査テーマ
2019年8月22日〜23日「【キャッシュレスに関するアンケート】」■対象者・サンプル数:
ランサーズを利用したアンケート調査300人
男女比 男性人160人(53.3%)、女性140人(46.7%)
年齢 20代30人(10%)、30代96人(32%)、40代120人(40%)、50代47人(15.7%)、60代4人(1.3%)、70代3名(1.0%)
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この記事のライター:Maya Shinoda / ポモチ専属ライター
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