楽天ポイントが足りなくてもポイント払いできる!?楽天ペイ「ポイント払い 瞬間チャージ」
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2020年11月、楽天ペイに新たな機能が追加されたことをご存じですか?
それが「ポイント払い 瞬間チャージ」です。
「ポイント払い 瞬間チャージ」は、簡単に表現するとしたら「ポイントが足りなくてもポイントで払える機能」のこと。
この記事では「ポイント払い 瞬間チャージ」の具体的な内容、利用イメージ、メリット・デメリットをお伝えしています。
楽天ポイントがさらに便利になる機能です。ぜひ参考にしてください。
目次
楽天ペイアプリの「ポイント払い 瞬間チャージ」概要|アプリ内ポイントカードが便利に!
2020年11月30日から開始された「ポイント払い 瞬間チャージ」サービス。
楽天ペイのアプリ内にあるポイントカード限定で適用される、新たな支払いシステムです。
具体的な仕組みは以下のとおり。
「ポイント払い 瞬間チャージ」利用イメージ |
---|
楽天ポイント加盟店で、楽天ペイアプリ内のポイントカードを提示 ↓ 「ポイント払い」を選択 ↓ 支払い金額に対してポイントが足りない場合、自動で「楽天キャッシュ」をチャージして補填 |
しかし、楽天ペイにはすでに「ポイント払い」機能があります。
「ポイント払い 瞬間チャージ」とどのような違いがあるのか、気になりますよね。
「楽天ペイのポイント払い」と「ポイント払い 瞬間チャージ」の違い
「楽天ペイのポイント払い」と「ポイント払い 瞬間チャージ」が異なる点を以下にまとめました。
楽天ペイ(ポイント払い) | ポイント払い 瞬間チャージ | |
---|---|---|
提示するコード | QR・バーコード決済用のコード | 楽天ポイントカードのバーコード |
支払い元 | 楽天ポイント | 楽天ポイント |
残高不足時の補填方法 | 事前に設定した以下いずれかの支払い元から補填
|
楽天カードでチャージされる楽天キャッシュ |
使える場所 | 楽天ペイ対応店舗 | 楽天ポイント対応店舗 |
「ポイント払い 瞬間チャージ」の大きな特徴は、楽天ポイント加盟店で利用できるということ。
補填方法が限定されますが、楽天ポイント加盟店で「楽天ペイ ポイント払い」のような支払いが可能になります。
「ポイント払い 瞬間チャージ」の使い方
では、具体的にどのようにして「ポイント払い 瞬間チャージ」を利用するのか、設定方法から解説していきます。
「ポイント払い 瞬間チャージ」は楽天ペイアプリ内のポイントカード限定の機能なので、楽天ペイアプリをダウンロードしていることが前提です。
また、チャージ方法に設定できるのは「楽天カード」だけなので、ご注意ください。
楽天ペイ・楽天キャッシュの合わせ技で1.5%還元
楽天カード公式サイト楽天ペイアプリから「瞬間チャージ」を設定する
- アプリ起動後「ポイントカード」を選択
- 利用可能総額の下にある「瞬間チャージ」を選択
- 設定画面で「瞬間チャージ」をオンにする
- 瞬間チャージ額をタップし、希望の額を選択
- 「設定する」をタップ(初回の場合は利用規約の同意を求められます)
- 設定完了
「瞬間チャージ」設定後は、利用可能総額が「瞬間チャージ」を含めたポイント数で表示されます。
楽天ポイント加盟店で「ポイント払い」をする
「ポイントカード 瞬間チャージ」は、楽天ポイント加盟店でポイント払いをした場合のみ利用できます。
利用方法は簡単で、ポイントカードのバーコードを読み取ってもらったあと「ポイント払い」する旨を伝えるだけ。
支払い金額に対してポイントが不足していた場合、先ほど設定した額の「楽天キャッシュ」がチャージされ自動で支払いに充当されます。
(※「ポイント払い 瞬間チャージ」を設定している場合、バーコードを表示するために顔認証・指紋認証等が要求されます)
「ポイント払い 瞬間チャージ」のメリット3つ
楽天ペイのポイントカードで使える「ポイント払い 瞬間チャージ」には、今までになかったメリットが3つあります。
- ポイント使用分と不足分、別々の会計が不要に
- ポイントを利用する機会が増える
- ムダなくポイント還元を受けられる
それぞれのメリットを、具体的に見ていきましょう。
別会計が不要なので支払いがスムーズ!
今まで、楽天ポイント加盟店でポイントを利用しようとすると、ポイントが足りない分は別でお会計が必要でした。
お店によっては「不足分は現金払いのみ」の場合もあるので、キャッシュレス派は少し苦労しますよね。
しかし「ポイント払い 瞬間チャージ」を利用すれば、ポイントカードの提示だけで不足分の決済も可能に。
デメリットだった「お会計時のわずらわしさ」がなくなるんです。
ポイント利用の機会損失が減る=ポイントが無駄にならない!
これは筆者の経験談です。
楽天ポイントを使おうとマクドナルドに行き、注文をしていざお会計!というときのこと。
思い切って注文しすぎたせいか、ポイントが足りなかったんです。
あいにく現金を持っておらず、混み合う時間帯だったので、結局支払いは全額クレジットカード…。
「せっかくポイントを使う機会だったのに」と後悔しました。
楽天ペイを使えば、ポイントの残高を気にせずにポイント払いができます。
しかし、私のように楽天ポイント加盟店でポイントを使いたい方もいらっしゃるはずです。
「ポイント払い 瞬間チャージ」を使えば、楽天ポイント加盟店でも残高を気にせずポイント払いが可能になります。
私が経験したようなポイント利用の機会損失が、格段に減らせるでしょう。
チャージでも0.5%のポイント還元率
「ポイント払い瞬間チャージ」は、ただ便利なだけではありません。
このサービスは、ポイント不足時に「楽天カードで楽天キャッシュをチャージ」して、そこから不足分を充当する仕組みです。
「楽天カードで楽天キャッシュをチャージ」のタイミングで、0.5%ポイント還元されます。
不足分を現金で支払った場合と「瞬間チャージ」を利用した場合を比べてみましょう。
【例:会計2000円・ポイント1000ポイント保有(ポイントカード還元率1%の場合)】 | |
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ポイント払い+現金 | 1000ポイント利用(10P)+現金1000円(10P)=合計20ポイント還元 |
「ポイント払い 瞬間チャージ」 | 1000ポイント利用(10P)+楽天キャッシュ1000円分(10P+5P)=合計25ポイント還元 |
「ポイント払い 瞬間チャージ」の場合、楽天キャッシュ利用分とチャージ分の両方にポイントが付きます。
瞬間チャージ利用額によって異なりますが、現金併用よりも1.2〜1.3倍ほどお得です。
「ポイント払い 瞬間チャージ」のデメリット2つ
とても便利な「ポイント払い 瞬間チャージ」ですが、デメリットが以下2つあります。
- チャージ方法として設定できるのは「楽天カード」のみ
- 「ポイント払い 瞬間チャージ」が利用できるのは楽天ペイアプリ内のポイントカードのみ
この2点にデメリットを感じなければ「ポイント払い 瞬間チャージ」は文句なしの機能といえるでしょう。
各デメリットを解説していきます。
チャージに対応しているのは「楽天カード」のみ
「ポイント払い 瞬間チャージ」は自動的に「楽天キャッシュ」をチャージして利用する機能です。
この機能のチャージ方法に選択できるものは「楽天カード」しかありません。
楽天ペイの支払い元には、あらゆるクレジットカード・現金チャージの楽天キャッシュなどが設定できます。
しかし「ポイント払い 瞬間チャージ」に対応しているのは楽天カードのみ。
今後変更される可能性はありますが、現時点で「ポイント払い 瞬間チャージ」を利用できるのは「楽天カード会員」だけです。楽天カードは年会費無料のクレジットカードです。サブカードとして持つことをおすすめします。
楽天ペイ・楽天キャッシュの合わせ技で1.5%還元
楽天カード公式サイト楽天ペイアプリ内のポイントカードしか対応していない
楽天ポイントカードには、以下のようにさまざまな種類があります。
- 楽天ポイントカードアプリ
- 楽天ポイントカード
- 楽天カード裏面の楽天ポイントカード機能
- その他アプリ内のポイントカード
しかし、上記ポイントカードでは「ポイント払い 瞬間チャージ」を利用できません。
「ポイント払い 瞬間チャージ」は、あくまで楽天ペイアプリ内のポイントカードでのみ利用できるサービスです。
日常的にほかの楽天ポイントカードを利用している場合、あえて楽天ペイのポイントカードを利用しなければならない点はデメリットでしょう。
まとめ|「ポイント払い 瞬間チャージ」で楽天ポイントはさらに便利!
この記事では、楽天ペイの新しいサービス「ポイント払い 瞬間チャージ」の詳細を解説してきました。
要点は以下の3つです。
- 「瞬間チャージ」設定済みの楽天ペイアプリ内ポイントカードで支払えば、不足分が自動的に充当される
- 少額のポイントも使い切りやすくなるため、ポイントの利用機会が増える
- 「瞬間チャージ」された分にもポイントが還元される
特に、期間限定ポイントを失効させがちだった方にはうれしい機能となっています。
ぜひこの記事を参考に「ポイント払い 瞬間チャージ」を利用してみてくださいね。
この記事のライター:満畑ペチカ/Webライター
満畑ペチカ/Webライター
Webライター
楽天経済圏を中心に、無理せずおトクになる生活を心がけるフリーWebライター。外食費はほとんど楽天ポイントでまかなっています!おトクな情報を、丁寧にわかりやすくお伝えして行きます。株式会社オモチライター。