メルカリとラクマどっちのほうがお得?徹底比較!
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「使わなくなったものは捨てる」こんな考えはもう古い!いらなくなったものに新しい価値を生み出すサービスが『フリーマーケット』です。
現在では、そんなフリーマーケットをスマホのみを利用してできるようになりました。「メルカリ」「ラクマ」など複数のサービスが乱立する中、最もお得なフリーマケットアプリ(以下フリマアプリ)はどれなのでしょうか。
本記事では、「メルカリ」と「ラクマ」の送料や手数料、売れやすさやキャンペーンなどを徹底比較します。
目次
フリマアプリ「メルカリ」と「ラクマ」の大きな違いについて検証
フリマアプリと聞いて一番に思い浮かぶのが「メルカリ」ではないでしょうか。2013年の登場から、数年で急激に利用者が増え取り扱われる商品も国内最大級規模にまで成長しました。一方で楽天が運営するサービス「ラクマ」も着々と利用者数を増やしています。楽天サービスの一環ということで、連携して利用可能な機能が魅力になっています。
メルカリとラクマ、この2大フリマアプリの特徴をご紹介します。利用用途や取引商品の特徴による使い分けにご活用ください。
手数料の差がある!手数料はラクマがお得
フリマアプリを利用する際、やはり最も気になるのは手数料です。いくら安価で商品が手に入ったとしても、莫大な手数料を取られてしまっては悲しいですよね。誰がどれだけの手数料を払うことになるのか、メルカリとラクマの手数料を比較してみました。
メルカリは一律10%!販売者のみ負担、購入者は購入手数料無料
メルカリの場合は出品した商品が売れた場合に、売上額の10%分の手数料が発生します。どんな商品でも一律10%が売り上げ金額から差し引かれます。少し高いなという気はありますが、例外なく10%なので非常にわかりやすいですね。
一部の商品はライセンス料として使いで手数料が取られるため、注意が必要です。
一方、購入者に対して、購入金額に上乗せして手数料がかかることは原則ありません。しかし、支払い方法によってシステム利用手数料がかかることがあります。キャリア決済サービスやコンビニ払い、ATM払いでそれぞれ100円/回の手数料が上乗せされます。
ラクマは税込3.85%!販売者のみ負担、購入者は購入手数料無料
一方ラクマの販売手数料は「3.85%」とメルカリと比べてかなり安く設定されています。2019年10月に、消費税増税とともに手数料もその分引き上げられましたが、それでも依然として手数料は安く設定されています。
出品の際にかかる手数料はなく、購入者が購入時に支払う手数料もありません。こちらもメルカリ同様ある支払い方法を選択した際には限定的に手数料が発生します。キャリア決済やコンビニ/ATM払い、d払いなどを利用する際には、100円/回の手数料がかかります。
ラクマは楽天のサービスです。楽天ペイや楽天ポイント、楽天キャッシュなどを用いた支払いも手数料無料で利用可能です。
匿名配送はできる?個人情報を守るサービスに差はない?
フリマアプリは、顔も名前も知らない人と直接やりとりし、商品の売買を行うサービスです。「個人情報を知られたくないな」と不安になる方も少なくはないでしょう。それは、一般的な配送サービスの場合に、発送者と受取人の名前や電話番号、住所が荷物の中身とともに記載されているからでしょう。
そんな不安も払拭してくれるサービス「匿名配送」が設けられています。匿名配送では、その名の通り名前も住所も伏せて商品のやりとりができます。
メルカリ・ラクマともに匿名配送に対応!
メルカリ・ラクマの両サービスともに「匿名配送」に対応しています。ユーザーの個人情報は、発送側も受け取り側も守られるということです。
メルカリでは「ゆうゆうメルカリ便」と「らくらくメルカリ便」の2つが匿名配送に扱いになります。発送の際は出品者の情報のみが、受け取りの際は購入者の情報のみが表示される様になっています。
一方ラクマでは、日本郵便のサービスを利用した「かんたんラクマパック」(日本郵便)が匿名配送に対応しています。メルカリ便と同様、販売時にこれを選択し、そのまま商品を発送するだけで安心して取引することができます。なお、匿名配送に対応しているのは日本郵便のサービスのみで、ヤマト運輸やネコポス、宅急便コンパクトなどは対応外となりますのでご注意ください。
送料はどちらがお得?
商品を送る際に必ず発生するのが送料です。送料を負担するのは出品者か購入者か、またどれくらいの手数料を払わなければならないのか、わからないことはたくさんあります。メルカリとラクマ、二つのサービスを利用した際の送料に関する情報をまとめました。
メルカリは「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」がお得
メルカリでは非常に多様な配送方法が用意されていますが、匿名配送が可能な「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の利用がオススメです。全国一律で送料が決められているため利用しやすくなっています。それぞれのサービスに特徴があります。
「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の比較
らくらくメルカリ便 | ゆうゆうメルカリ便 | |
---|---|---|
請負配送会社 | ヤマト運輸 | 日本郵便 |
受け取り場所 | 自宅 | 自宅のほか郵便局やコンビニ、はこぽすなどで受け取り可 |
補償 | あり | あり |
集荷 | 可能 | 対応不可 |
最大対応サイズ | 160サイズ(3辺の合計) | 100サイズ(3辺の合計) |
最低料金 | 175円から(ゆうパケット) | 195円から(ネコポス) |
商品のサイズや重量によって料金は細かく分かれています。2つのメルカリ便の送料を、商品のサイズを「大・中・小」の三種類に分類してそれぞれご紹介します。
2つのメルカリ便の料金表
サイズ | らくらくメルカリ便 | ゆうゆうメルカリ便 |
---|---|---|
小 | 175円:1kg以下、厚さ2.5cm以下 | 200円:1kg以下、厚さ3cm以下 |
中 | 380円:専用ボックス別途70円 | 375円:専用ボックス別途65円 |
大 | 700円(60サイズ2kgまで)〜1,600円(160サイズ25kgまで) | 700円(60サイズ)~1,000円(100サイズ一律25kgまで) |
[2020年10月加筆]らくらくメルカリ便・ゆうゆうメリカリ便の料金変更
小さいものはできるだけゆうゆうメルカリ便で、大きいものはらくらくメルカリ便で送ると良いですね。2020年10月1日から、らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便の一部商品の料金が変わりました。最も小さいサイズの料金がそれぞれ以下のように変更になりました。
- らくらくメルカリ便 195円(変更前)⇨175円(変更後)
- ゆうゆうメルカリ便 175円(変更前)⇨200円(変更後)
また、らくらくメルカリ便の最も小さいサイズの暑さ規定にも変更がありました。従来は2.5cmまででしたが、変更後は3cmになります。最も安い料金で送れるものが増えるのは嬉しいですね。
最も小さいサイズの送料だけを比べると、らくらくメルカリ便に軍配が上がり、専用ボックスの料金を含めた中サイズの荷物はゆうゆうメルカリ便の方が安くなっています。
また、大きい荷物を安心して送ることができる「梱包・発送たのメル便」(旧大型らくらくメルカリ便)も選択することができます。家具や家電など、普通の郵便・宅急便では送れない商品を送るための配送プランです。80cm~450cm(3辺の合計)の商品が対象で、送料はサイズ別に1,700円~33,000円になります。
ラクマは「日本郵便」と「ヤマト運輸」で使い分け!
ラクマの主な配送プランは「かんたんラクマパック」です。この「かんたんラクマパック」には、日本郵便を利用したサービスと、ヤマト運輸を利用したサービスの2種類があります。送料はメルカリと同様全国一律になっており、「かんたんラクマパック」の配送方法では全て、紛失補償の「ラクマあんしん補償」が付いています。
日本郵便とヤマト運輸では、料金プランがそれぞれ違います。出品する商品のサイや重量によって使い分けることが最大の得策です。
かんたんラクマパックの料金表
サイズ | 日本郵便 | ヤマト運輸 |
---|---|---|
小 | 179円:1kg以下、60サイズ以下 | 200円:1kg以下、厚さ2.5cm以下 |
中 | 取り扱いなし | 530円:専用ボックス別途65円 |
大 | 700円(60サイズ)〜1,500円(170サイズまで) | 800円(60サイズ2kgまで)~1,500円(160サイズ25kgまで) |
小さいサイズの梱包には収まらないけれど、大きいサイズほどでもない荷物は、ヤマト運輸の中型向け配送プランを使うのがベストだということがわかりますね。送料は全て税込なので、表示されている額以上にかかることはありません。
また、日本郵便とヤマト運輸のどちらの配送業者に依頼するか迷った時は、荷物の大きさだけでなく、荷物を預けられる場所で選んでも良いでしょう。
日本郵便は「郵便局・LAWSON」から、ヤマト運輸は「ヤマト運輸の営業所・Family Mart」からの発送が可能です。
より利用しやすい店舗を選ぶと発送も手間にはなりにくいでしょう。
メルカリとラクマのキャンペーンの多さを比較!
メルカリとラクマでは、不定期に様々なキャンペーンが開催されています。2つのサービスに共通して頻繁に開催されているのが、新規登録キャンペーンとお友達紹介キャンペーンです。
こちらも常に開催されているわけではなく、期間を限定して開催されています。利用し始めたいタイミングでキャンペーンを探してみると良いかもしれません。2つのアプリの新規登録キャンペーンと友達招待キャンペーンを比較しました。
メルカリ・ラクマ キャンペーン比較
キャンペーン | メルカリ | ラクマ |
---|---|---|
新規登録 | 500~1,000円相当のポイント付与 | 最大400ポイント付与* |
友達招待 | 双方に500円相当ポイント | 双方に100ポイントずつ10人まで(最大1,000ポイント) |
ラクマは新規登録キャンペーンと友達招待キャンペーンの両方が開催されていますが、メルカリでは友達招待キャンペーンのみが開かれています。
*ラクマの新規登録キャンペーンでは、2つのキャンペーンが同時開催されているため、400ポイントの獲得が可能です。1つ目のキャンペーンは、エントリー&新規登録で300ラクマポイントが付与されます。開催期間は5月1日までで、ポイントの付与は5月中を予定しています。注意しなければならないのは、このキャンペーンで付与されるラクマポイントの有効期限が7日間しかないことです。取得から7日を過ぎると失効してしまうので注意してください。
2つ目のキャンペーンは「サクサクスタートボーナスチャンス」です。これは、楽天のサービスを新たに始めた楽天会員を限定に、100円分の楽天スーパーポイントが付与されるもので、ラクマも対象になっています。こちらもエントリーが必要ですが、開催期間は特に限定されていません。ここで付与される100ポイントは、期間限定ポイントですが有効期限は数ヶ月あるので少し余裕があります。
一方、メルカリで現在開催されているのは、友達招待キャンペーンのみです。一人紹介すると双方に500円相当のポイントが付与され、メルカリでのお買い物に利用することができます。嬉しいのは招待できる友達に上限がないことです。自分がアカウントを持っている限りは、ほぼ無制限に友達を招待し続けられるということです。友達の招待には各人に与えられているコードを、新規登録の際に入力してもらう必要があります。
付与されるポイントは、180日間利用可能です。
メルカリとラクマ、過去の最強キャンペーン
メルカリとラクマ、それぞれで最強のキャンペーンもごく稀に開催されます。キャンペーンの開催は特に不定期ですが、アプリを利用しているとキャンペーン開催の通知と詳細が送られて来ます。
メルカリの最強キャンペーンの一つが「出品手数料実質無料」です。
出品手数料が実質無料になるキャンペーンでは、期間中に決められた品数を出品し、1つでも売れた方を対象に抽選で最大1万円分のポイントが返ってきます。開催期間によってポイント付与額や抽選で当たる人数は変わりますが、出品者として手数料が無くなるのは嬉しいですね。また、前回の同様のキャンペーンでは、梱包材が無料で手に入るなどの嬉しい特典も付随していました。
また、メルカリはメルペイとのコラボキャンペーンもかなりお得です。メルカリでの売り上げを街のお店でそのまま使うことができるサービスがメルペイです。ドラッグストアでの利用で50%ポイント還元、全国どこでも20%ポイント還元になるメルペイサンデーなどが、過去に開催されており、これからも不定期開催される見込みです。売上金を銀行口座に写す必要がないため、手数料を払う必要もありません。
一方ラクマでは、「楽天カード」がお得になる鍵を握っています。不定期ですが、楽天カードを新規に入会した方を限定に2,000円相当程度のポイントが付与されるキャンペーンが開催されることがあります。所定のページから楽天カードに入会した方が限定です。
現在新たに楽天カードに入会された方は、開催されているキャンペーンにより、ラクマですぐに使える2,000ポイントを獲得することができます。進呈ポイントは期間限定ポイントになります。
ユーザー数はどちらが多い?出品量・売れやすさに影響!
フリマアプリを利用する際、重要視したいのがユーザー数です。ユーザー数が多ければ多いほど、より多くの人の目に付くチャンスが増えます。購入してもらう機会も増えます。
2019年9月に行われたメルカリの公式発表では、世界中でメルカリアプリのダウンロード数が1億を突破したことが明らかになりました。日本国内では6,000万ダウンロードで、アメリカやイギリスでのダウンロードがこれに続きます。2019年4月の段階でのユーザー数は、すでに2,216万人を突破したと発表されており、同年と比べて33%の増加になりました。
ただ、ダウンロード数が多いとはいえ、実働人数が多くなければ取引はされません。実働人数を知る一つの指標として、月間利用者数が公表されています。2019年9月の段階の月間利用者は1,350万人と発表されています。単純計算で1年間の実働人数は1億6千万以上ということになります。メルカリによると、1秒で4.5個の商品が売れているといいます。かなり売れやすいですね。
一方、ラクマのユーザー数は2019年4月の段階で1,115万人と発表されています。メルカリの半分ほどですが、同年と比べて34%増加しました。販売手数料がメルカリの半分以下ということで、これからのユーザー数の増加に期待ができます。
数字上の観点ではメルカリの方が相対的に売れやすい/目当ての商品が見つかりやすいサービスであることになります。
まとめ:お得な招待コードもあります
メルカリ・ラクマをお得に始められるコードをご紹介します。新規登録の際に指定された場所に以下のコードをコピーして貼り付けるだけで、始めた直後から利用可能なポイントが付与されます。
メルカリで500円分のポイントがもらえるコードはこちら!
【BGNVXE】
カッコ内のコードをコピーして、新規登録の際に利用してください。
ラクマで100円分のポイントがもらえるコードはこちら!
【FgCfk】
こちらもカッコ内のコードをコピーして利用します。電話番号の確認が完了すると、その日からラクマでのお買い物使うことができます。