JR赤羽駅で無人決済店舗の実証実験!電子マネーでキャッシュレス!
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JR赤羽駅に完全無人決済店舗が登場!キャッシュレスへの取り組み
JR東日本グループの東日本旅客鉄道株式会社、JR東日本スタートアップ株式会社は、JR赤羽駅の5、6番ホームに完全無人決済の店舗を試験的にオープンさせることを発表しました。これは、昨年11月、JR大宮駅で同じように7日間の間導入された完全無人決済店舗の試みを受けて、その試験期間を2ヶ月に延長して行うものです。
>>関連記事:【体験レポート】JR赤羽駅のAI無人キヨスクでキャッシュレス実験!「顔認証」で電子マネー払い
無人決済を可能にするAIシステム、「スーパーワンダーレジ」の実用的な運用と、運営効率の向上を狙いとしています。
"JR赤羽駅完全無人決済KIOSK"に関する詳細
JR赤羽駅5・6番線ホームに無人決済KIOSK店舗が登場するのは、10月17日(水曜日)です。そこから2ヶ月間の実証実験が行われます。営業時間は10:00〜20:00で、平日のみの運用となります(土日祝日はお休み)。店舗面積は21平方メートルとコンパクトですが、約140種類もの商品を取り扱います。前回の大宮の店舗で取り扱った130種類を上回る商品の多さで、さらなる効率化を目指します。
電子マネーを利用した買い物の手順
このJR赤羽駅ホーム特設店舗の利用方法は極めてシンプルで簡単です。
- 店舗の入り口で、お手持ちの電子マネーカード(Suica,Pasmo,ICOCA等)をかざして入店
- 売り場の商品棚からお買い求めになりたいものを選び、決済ゾーンへ向かう
- 壁掛けのディスプレイで購入する商品名と価格を確認
- お持ちの電子マネーカードで決済
- 決済が完了するとゲートが開くので、そのまま退店
以上の流れで簡単にお買い物ができるのです。このようなシステムを可能にしているのも独自のAI無人決済システムです。天井や商品棚に設置されたカメラ等のセンサーで、入店者の有無の確認や購入商品の認識を行います。認識された商品の情報が壁掛けディスプレイに表示され、利用者はそれを確認・電子マネーで決済するだけでお買い物が完了します。
これを受けて、JR東日本グループは、さらなるAI技術の実用化と活用を目指しています。
中国ではすでに実用化が進む?完全無人コンビニ
JR赤羽駅に登場するこの新店舗、画期的な技術が使われ先進的です。
一方で、中国ではすでにこの技術が活用され、実際に完全無人コンビニが運用されています。中国で最もよく使われているコード決済サービス「WeChatPay」を用いて利用する店舗で、無人コンビニのスタートアップを担うBingo Boxとの提携で実現されました。
2017年に1号店がオープンし、現在では北京や上海などを中心に5都市で200件もの店舗を運営するまでに事業を拡大しています。日本も遅れを取らないように、どんどん技術開発をしていく必要がありそうです。
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この記事のライター:Maya Shinoda / ポモチ専属ライター
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