ポイント還元率の高いデビットカードおすすめ2選
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筆者の私は現役の高校生です(2020年5月時点)。
私はこれまで10枚以上のデビットカードを保有してきました。その中でもおすすめのデビットカードを2つご紹介します。デビットカードの研究をしてきましたが以下の2つのカードでデビットカードは「デビットカードの中でお得の完成形」と言えるものです。
1.楽天銀行ベーシックデビットカード(VISA)
まずご紹介するのは楽天銀行ベーシックデビットカードです。このカードは楽天銀行のデビットカードです。
メリットは年会費無料で還元率が高いこと
バイトをしてお金を貯めている学生こそ、楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)をおすすめします。
このデビットカードは年会費無料でポイント還元率は1.0%です。年会費無料で還元率1.0%のデビットカードはこのカードぐらいでしょう。
月間のご利用金額の合計に対し、100円ごとに1ポイントの楽天ポイントが貯まります。
デメリットは楽天銀行口座に残高が必要な点
デビットカードは、銀行口座の残高範囲内の金額決済で利用が可能です。その点、クレジットカードは決済時に支払い口座に残高が不足していても、支払い時に残高があれば問題ないです。
デビットカードの場合、楽天銀行に手持ちの現金を口座に入金する必要があり、入金の際に3万円未満の場合220円から275円の手数料がかかります。(3万円以上の場合手数料無料)
楽天銀行は、ハッピープログラムという会員ランクにより入出金合わせて最大7回までは無料になる特典があります。ぜひ活用して欲しい特典ですので、以下の記事も参考にしてください。
もうひとつのデメリットは年齢制限が高いこと
また、もう1つデメリットをあげるとすれば、年齢制限です。
基本的にはどこの銀行でもデビットカードは15歳から発行できるのですが、楽天銀行のデビットカードは16歳以上ではなければ発行できません。
楽天銀行デビットカードの特徴まとめ
楽天銀行デビットカードの特徴をまとめると以下のようになります。
メリット・デメリットで紹介したものの他にも、「ICチップ」「3Dセキュア対応」「タッチ決済対応」といった特徴もあります。
- 年会費無料
- 還元率1%
- VISAブランド
- ICチップつき
- 3Dセキュア(本人認証サービス)対応
- タッチ決済対応
- 16歳以上で発行可能
ミライノ デビット(Mastercard)
ミライノデビットは、住信SBIネット銀行が発行するデビットカードです。
メリットはポイント還元率と入金手数料無料な点
ミライノデビットは、月間のご利用金額の合計に対し1,000円ごとに8ポイントのスマプロポイントが貯まります。ポイント還元率は0.8%となります。デビットカードの中では高還元です。
また、住信SBIネット銀行は入金手数料無料です。この点が楽天銀行と異なる点です。支払い時に残高が不足していても、手数料を気にせずに手元にある現金を口座に入金して支払いが可能です。使い勝手がいいのは大きなメリットですね。
住信SBI銀行のお得な利用方法は以下の記事もご覧になってください。
年齢制限が低いのもメリットのひとつ
住信SBI銀行のミライノデビットは、15歳以上から発行できます。楽天銀行のデビットカードを持ちたい人も、15歳〜16歳の間はこちらのデビットカードを利用してはいかがでしょうか。
デメリットは1,000円ごとにポイント還元されること
100円に対して1ポイント付与される楽天銀行と異なり、ミライノデビットは1,000円単位でのポイント還元となります。
900円の場合はポイントが付与されない為、1,000円単位での会計を意識する必要があります。
ミライノデビットの特徴まとめ
ミライノデビットの特徴をまとめると以下となります。
メリットして挙げていた年会費無料・還元率の他にも「ICチップ」「3Dセキュア対応」「タッチ決済可能」といった点もメリットです。
- 年会費無料
- 還元率0.8%
- Mastercardの国際ブランド
- ICチップつき
- 3Dセキュア(本人認証サービス)対応
- タッチ決済対応
- 15歳以上で発行可能
- カードデザインがかっこいい
国際ブランドはMastercardですが、Mastercardのみ利用可能な店舗があります。それは、コストコです。コストコはMastercardの国際ブランドしかカード決済できないのでコストコでよく買い物する人は持っておきたいですね。
利用金額とポイント還元の注意点
いかがでしたでしょうか。楽天デビットもミライノデビットも還元率が魅力なデビットカードです。ただ、注意点として最後に挙げたいのがポイント還元される利用金額の単位です。
例えば、5月10日にスーパーで2,999円の買い物をしたとします。
楽天銀行ベーシックデビットカード(VISA)の場合は、100円ごとに1ポイント貰えるので29ポイント獲得することができます。
ミライノデビット(Mastercard)の場合は、1,000円ごとに8ポイント獲得となります。ミライノデビットでは合計16ポイントしか獲得することができません。ポイントの差分は13ポイントになります。
次に、5月15日に3,001円の会計をすると、楽天銀行ベーシックデビットカード(VISA)の場合は合計6,000円となり60ポイント付与されます。ミライノデビット(Mastercard)の場合は合計6,000円となり48ポイント付与されます。この時のポイントの差分は12ポイントで済みます。
100円ごとに1ポイントの楽天銀行ベーシックデビットカード(VISA)ではそこまで気にする必要はありませんが、ミライノデビット(Mastercard)は1,000円ごとにポイントが付与されるなので注意して使いたいですね。どちらとも一会計あたりではなく月間の利用金額の合計に対し付与されますので、合計金額を意識する必要があります。
また、0.2%の差ですが利用金額が積もると差分も大きくなりますので、利用金額によっては楽天銀行ベーシックデビットカードがおすすめです。
決済確定タイミングも注意点
「月間のご利用金額の合計ということは毎月の月末にうまいこと決済すればいいんでしょ?」と感じた方も多いことでしょう。
ですが、注意したい点は、決済時点と売上確定のタイミングは異なる点です。そこまで意識して利用すると大変なのですが、「こういったこともある」と覚えておくと慌てずに済みます。
デビットカードでは、決済した時点では銀行側には仮確定の伝票が送られます。基本的にはその2〜3日後に売上確定という正式なデータが銀行側に送られるのです。デビットカードの利用金額は銀行側に売上伝票が届いた物を計算するので月末に決済をしてしまうと翌月分の利用にカウントされてしまうことがあります。
デビットカードは還元率が低いと思っていたかたも、使い方次第ではお得になります。デビットカード選びと使い方を把握しておきましょう。
この記事のライター:てらりん / ポモチ Producer
てらりん / ポモチ Producer
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