ANAマイルを貯めるならTOKYUルートを攻略!
公開日:
更新日:
飛行機に乗らずにマイルをためる「陸マイラー」。
節約やお得に関心のある方なら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
陸マイラーにとって重要なことは、いかに高いレートでポイントをマイルに交換するか。
この記事では、ポイントを高レートでANAマイルに交換する「東急(TOKYU)ルート」を解説します。
- 東急(TOKYU)ルートのメリット
- 東急(TOKYU)ルートの利用に必要なもの
も紹介しています。
読み終えれば、あなたもお得にANAマイルをゲットできますよ。
目次
ANAマイルへの交換は「東急(TOKYU)ルート」がおすすめ|交換率75%の高レート
そもそも陸マイラーがマイルを獲得する主な方法は、次の2つ。
- マイルがたまるクレジットカードの使用
- マイルに交換できるポイントをためる
TOKYUルートは”ポイントをマイルに交換”するために使う方法です。
しかしポイントをマイルに交換する方法は、TOKYUルート以外にも数多く存在しています。
なぜ「TOKYUルート」がおすすめなのか。
TOKYUルートは、2021年3月時点で使用できるANAマイル交換ルートのなかで、もっとも交換率が高いからです。
ポイントサイトのポイント(10,000円分)→ドットマネー(10,000円分)→東急ポイント(10,000円分)→ANAマイル(7,500マイル)
上記のとおり、最初に用意したポイントの75%(0.75倍)でANAマイルに交換できます。
過去にはさらに良いレートで交換できるルートもありましたが、2019年末に閉鎖済み。
2021年3月現在、TOKYUルートがもっとも高レートとなっています。
「ポイントサイト→ANAマイル」がNGな理由|簡単だけどレートが低い!
「ポイントサイトのポイントを、直接マイルに交換できないの?」
いくつものポイントを経由する手順を見ていると、こんな疑問が浮かびますよね。
結論からお伝えすると、ポイントサイトからANAマイルへの直接交換は可能です。
しかしお得を意識するのであれば、おすすめはできません。
おすすめしない理由は交換レートが低いから。
参考として、一部サイトのポイント→ANAマイル交換レートをご紹介します。
上記のとおり、ポイントサイトで交換するとANAマイルがポイント額面の約28%(0.28倍)に減少してしまいます。
TOKYUルートの75%(0.75倍)と比較すると、その差は歴然です。
マイルは使い方によって1マイル=1円以上の価値になるので、必ずしも損するわけではありません。
しかし、より高いレートで交換した方が当然お得です。
できるだけお得にANAマイルをためたい方は、ぜひTOKYUルートを活用しましょう。
東急(TOKYU)ルートの具体的な手順|全3ステップ
ここからはポイントサイトのポイントを「東急(TOKYU)ルート」でANAマイルに交換する、具体的な手順を解説します。
ステップは全部で3つ。
- ポイントサイトのポイントをドットマネーに交換
- ドットマネーをTOKYUポイントに交換
- TOKYUポイントをANAマイルに交換
各ポイントの交換にかかる期間や最低ポイント交換数などもあわせて記載するので、ご確認ください。
【1】ポイントサイトのポイント→ドットマネーに交換
ポイントサイトのポイントを一度ドットマネーに交換する理由は、どのサイトもTOKYUポイントに直接交換できないから。
TOKYUポイントに交換できるポイントは、マイル系を除いて以下の4種類に限られています。
- DCハッピープレゼントポイント
- 三菱UFJポイント
- ドットマネー
- 東急ホテルズ「コンフォートメンバーズポイント」
上記ドットマネー以外のポイントを保有している場合は、TOKYUポイントに交換しておくと良いでしょう。
また、各サイトのドットマネー交換までにかかる日数と交換上限・下限、交換単位は以下の表のとおりです。
サイト名 | 交換完了予定 | 交換の下限・上限 | 交換単位 |
---|---|---|---|
ポイントタウン (1円=20pt) |
リアルタイム | 10,000ポイントから(上限なし) | 20ポイント |
ポイントインカム (1円=10pt) |
翌営業日 | 5,000ポイントから(上限なし) | 記載なし |
ハピタス (1円=1pt) |
交換申請の翌日から3営業日以内 | 300ポイントから(月3万ポイントまで) | 100ポイント |
ライフメディア (1円=1pt) |
交換申込日の翌営業日中 | 500ポイントから(1日1万ポイントまで) | 500ポイント |
ポイントサイトごとに単位が異なりますが、すべて同じレートでドットマネーに交換できます。
【2】ドットマネー→TOKYUポイントに交換|上限は月10万円分
ドットマネーからTOKYUポイントへの交換は、最低300マネー(300円分)以上で可能です。
交換上限は1か月あたり100,000マネー(10万円分)となっています。
交換完了予定日は、以下のとおりです。
- 1日〜15日申請分…申請月の下旬頃
- 16日〜末日申請分…申請月翌月の中旬頃
申請日によっては交換完了までに3〜4週間かかるので、注意しましょう。
【3】TOKYUポイント→ANAマイルに交換
TOKYUポイントをANAマイルに交換する場合、最低交換単位は1,000ポイントからとなっています。
ここまでの手順はすべて同レートで交換可能でしたが、TOKYUポイント→ANAマイルの交換ではじめてレートが下がります。
交換単位はTOKYUポイント/1,000ポイント=ANAマイル/750マイルです。
交換申込日から約1週間で、ポイントがANAマイルに移行されます。
東急(TOKYU)ルートのメリット
交換手順が決して少ないとはいえない「東急(TOKYU)ルート」。
いくつもの手順を踏んで「東急(TOKYU)ルート」を利用するメリットを、以下4つご紹介します。
- 交換率が高い(レートが高い)
- 交換上限がほぼない
- 交換完了まで最短3週間
- 交換元ポイントの種類が豊富
交換率75%!2021年3月現在は最高レート
1つ目のメリットは、高い交換率。2021年3月の執筆時点で、TOKYUルートの交換率75%は最高レートを誇っています。
ポイントサイトから直接ANAマイルに交換した場合、多くのサイトは交換率は約28%です。
つまり1,000円分のポイントを交換したら、280マイルしか手に入れられないということ。
しかしTOKYUルートを利用すれば、1,000円分のポイント交換で750マイルを手に入れられます。
280マイルと750マイル。
元手が同じだと考えると、東急(TOKYU)ルートがどれだけお得かわかりますよね。
交換上限がほぼない|TOKYUポイント→ANAマイルは一切制限なし
2つ目のメリットは、交換上限がないことです。
お得にマイルを交換できても、月に交換できるポイント数が少なければ、なかなかマイルをためられません。
TOKYUルートは各ポイント・ANAマイルへの交換上限が無い、もしくは高く設定されているため、ためたポイントをどんどんマイルに交換できます。
ただし一部ポイントサイトからドットマネーへ交換する際、上限金額が設けられている場合もあるので注意しましょう。
ドットマネーからTOKYUポイントへの交換は月間上限100,000ポイントのため、交換可能額が少なくて不便なことはほぼありません。
不自由なくANAマイルに交換できる点で、TOKYUルートにはかなりのメリットがあります。
最短3週間で交換完了
3つ目のメリットは、交換完了までの期間が短いこと。
ポイントサイトのポイントからANAマイルに交換するまで、最短3週間で完了します。
例えば、とあるポイントサイトから直接ANAマイルに交換した場合、交換予定日は申請日の翌月中旬。
交換申請日によっては1か月半のタイムラグができてしまいます。
TOKYUルートの場合、考慮すべき点はドットマネーからTOKYUポイントに交換するタイミング。(申請日によっては交換まで1か月かかるため)
ドットマネーからTOKYUポイントの交換申請さえタイミングをはかれば、最短3週間でANAマイルへの交換が可能です。
交換元ポイントの種類が豊富
4つ目のメリットは、交換元ポイントの種類が豊富なところ。
TOKYUルートの要である“ドットマネー”は、クレジットカードやポイントサイトなど70以上のポイントに対応。
対応しているあらゆるサイトからポイントを集めれば、それだけマイルも早くためられますよ。
東急(TOKYU)ルート利用のために必要なもの3つ|カード・ポイントサイトなど
交換率が高く、交換上限や交換までの期間が短いTOKYUルート。
TOKYUルートの利用には、次の3つが必要です。
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(家族会員を含む)
- 各ポイントサイトへの会員登録とポイント残高
- ドットマネー会員登録
それぞれ詳しく解説します。
【1】ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
東急カードにはさまざまな種類がありますが、東急(TOKYU)ルートの交換率75%が実現するのは「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」のみです。
その他に発行されている東急カードの場合、交換率は50%に下がってしまいます。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは初年度無料/2,200円(税込)のクレジットカード。
年会費がかかっても所持したい理由は以下の3つです。
- 年会費は条件によって割引される
- 入会時・毎年の継続時に1000マイルがボーナスでもらえる
- 上記2点で実質年会費無料&年会費を払ってでも東急ルートの交換率はお得
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの年会費は、最大で826円(税込)まで割引できます。
毎年のボーナスマイルで年会費は実質無料。
ANAマイルをためるなら、発行しておきたいカードです。
【2】各ポイントサイトへの会員登録+ポイント残高の獲得
陸マイラーにとってすべての始まりは、ポイントサイトに会員登録をし、案件をこなしてポイントをためること。
ポイントサイトを選ぶとき、交換手順の削減を考え、ドットマネーへ直接交換できるサイトを選択すると後々重宝します。
ドットマネーへ直接ポイント交換できる主なサイトは、次の6つ。
- ポイントタウン
- ポイントインカム
- モッピー
- げん玉
- ハピタス
- ライフメディア
ポイントサイトによってポイントの数え方が異なるので、登録前に確認しておきましょう。
累計会員数300万以上
ポイントインカム公式サイト一部ポイントサイトの特徴は「ポレットのお得な使い方」記事で解説しています。
【3】ドットマネーへの会員登録
東急(TOKYU)ルートには、ドットマネーの経由が必須です。
ドットマネー内でもポイントはためられますが、ほとんどは報酬が少額。
ドットマネーの主な用途は「ポイント交換の中継」といっても過言ではありません。
40以上のポイントサイトからドットマネーに交換し、さらにANAマイル、現金、ギフト券、他社ポイント、電子マネーなどに交換できます。
ドットマネーはTOKYUルートのANAマイル交換に使用するだけでなく、その他の使い方もできる便利なサイトです。
陸マイラー活動兼ポイ活のために、ぜひ登録しておきましょう。
まとめ|空を飛ばずに「東急(TOKYU)ルート」でANAマイルをためよう!
この記事では陸マイラー必須のポイント交換ルート「東急(TOKYU)ルート」を解説しました。
東急(TOKYU)ルートの注目ポイントは以下の4つです。
- 交換率75%(2021年3月時点で最高レート)
- 交換上限はほぼない
- 最短3週間で交換完了
- 東急(TOKYU)ルートに必須な「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」は実質年会費無料
記事内容を参考に、東急(TOKYU)ルートでANAマイルをゲットしましょう。
ビジネスクラスも夢ではありません!
この記事のライター:満畑ペチカ/Webライター
満畑ペチカ/Webライター
Webライター
楽天経済圏を中心に、無理せずおトクになる生活を心がけるフリーWebライター。外食費はほとんど楽天ポイントでまかなっています!おトクな情報を、丁寧にわかりやすくお伝えして行きます。株式会社オモチライター。