マイルを貯めるならどのクレジットカードがおすすめ?
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旅行が大好き!だけどお金がかかるからそんなに頻繁にいけない・・・
なんて思っていませんか?実は無料で旅行に行く方法があるとしたら、最高ですよね。
そんな夢のような方法を実現させるのが「マイル」です。航空会社のサービスを利用するたびにポイントのように貯まるマイルは、一定量貯めると航空機代として利用することができます。
「マイルは飛行機に乗らなければ貯まらないんじゃないの?」と思われる方もいるでしょう。しかし、地上にいながら、旅行に十分なマイルを貯めることができるんです!
様々な航空会社が独自のマイル制度を提供しています。"貯め方"や"貯まり方"は多岐に渡るため、ご自身の生活の中で無駄なくマイルを貯めることが可能です。
マイルを貯めるならどのマイルを貯めたいか、検討しましょう。各社のマイルを比較していきます。
マイルを使って無料で旅行するためのプランはこちらの記事を参考にしてください。
JALマイル
航空機と聞くと思い浮かぶ大手航空会社が日本航空(以下JAL)ですよね。JALでは、JALマイルと呼ばれるマイルが用意されています。
JALが発行しているクレジットカードを利用すると、利用額に応じてJALマイルが貯まります。JALマイルは、1マイル=2円で計算できると言われており、利用するカードとサービスによっては還元率が4.0%まで上ることもあります。
アプリ経由で発行がお得
JALカードの発行はこちらから20代の若者や学生を対象にマイルが貯まりやすくなっているカードや、マイル還元率が常に2倍になる「ショッピングマイル・プレミアム」というサービスなどを利用すると、かなりのスピードでマイルが貯まる仕組みになっています。
どこかへマイル
では具体的にどれくらいマイルを貯めれば旅行に行けるのでしょうか。
往復分の航空券に利用できるマイル数は、最低6,000マイルからです。6,000マイルといえば単純計算で12,000円程度になるので、国内旅行の往復航空券をこの値段で利用できることになります。
6,000マイルから旅行をするためには、「どこかへマイル」という制度を活用します。「どこかへマイル」は、行き先がJALにおまかせになるプランです。応募後、JALから提示される4つの候補地から旅行したい場所が決定します。出発空港は羽田・伊丹・関西空港の3つに限定されますが、思いもよらなかった場所に足を運べるワクワクは計り知れません。
通常の半分以下のマイルで国内旅行を楽しむことができる「どこかへマイル」は、同様にマイルを貯めている友人とともに申し込み、旅行することも可能です。卒業旅行などの行き先がサプライズでも面白いかもしれませんね。
JALマイルを貯めるための様々な方法はこちらをご覧ください。
JALカードSuica
特にマイルが貯まりやすいカードとしてオススメなのが、JALカードsuicaです。名前の通り、suica機能がついているクレジットカードで、suicaへのクレジットカードチャージに伴う還元率が非常に高くなっています。
JALカードsuicaではJR東日本で使えばJREポイントが、その他のお店使えばJALマイルが貯まります。JALマイルは200円につき1マイルが貯まり、JREポイントは1,000円につき15JREポイントが貯まります。還元率はJALマイルが0.5%、JREポイントが1.5%とJREポイントの方が貯まりやすくなっています。
suicaへのチャージでもポイントが貯まるため、クレジットカード支払いでお買い物をするよりも、クレジットカードからチャージした電子マネーsuicaを利用した方が多額のポイントを獲得できます。JR東日本の定期券購入でも同様の還元率でポイントが貯まります。
また、貯まったJREポイントをマイルに交換することができます。1,500ポイントにつき500マイルに交換でき、「ショッピングマイル・プレミアム」に入会していると1,500ポイントにつき1,000マイルが交換可能です。
「ショッピングマイル・プレミアム」は有料で加入するプランです。年会費は3,300円(税込)ですが、加入しているとJALカードsuicaを利用したマイルの還元率が2倍になります。100円につき1マイルを貯めることができます。
JALカードsuicaを使ってJALマイルを多く貯める方法はこちらの記事をご覧ください。
ANAマイル
JALと対になって有力な航空会社が全日空(以下ANA)です。ANAマイルでももちろん旅行することができ、飛行機に乗らなくても普段の生活でマイルが貯まります。効率よくマイルを貯めるためには、住んでいる地域によってANAカードを選択することがオススメです。
では、どのようなカードを利用するといいのでしょうか。
ANAカードの種類は多数!
東京に住んでいる方がANAマイルを貯めるために選びたいカードは「ソラチカカード」、東京以外に在住の方は「ANA VISAワイドゴールドカード」です。
東京メトロに乗るとOki Dokiポイントが貯まる『ソラチカカード』
東京在住の方にソラチカカードがオススメな理由は、東京メトロへの乗車でポイントが貯まるからです。ソラチカカードの利用で貯まるポイントはOki Dokiポイントで、1 Oki Dokiポイント=10マイルに交換することができます。
Oki Dokiポイントを貯める方法は2つあります。
- 東京メトロの定期購入で1,000円ごとに1 Oki Dokiポイント+5メトロポイント
- PASMOにオートチャージ:1,000円ごとに1 Oki Dokiポイント
1 Oki Dokiポイントが10マイル相当とすると、1,000円につき20円相当分の還元があるため、還元率は2%とかなり高いことがわかります。(1ANAマイル=二円相当で計算)
PASMOヘのオートチャージで貯まるOki Dokiポイントですが、チャージした電子マネーPASMOを利用すると、メトロポイントが貯まります。メトロポイントは10ポイント=PASMOチャージ10円分からチャージすることができ、ANAマイルへ交換も可能です。ソラチカカード(一般・ゴールドカード)では、100メトロポイント=90ANAマイルから交換できます。
『ANA VISA ワイドゴールドカード』
ANA VISAワイドゴールドカードを利用すると、200円につき1ポイントのVポイントが貯まります。貯まったVポイントは、ANAマイルに交換することができます。
ANAマイル移行可能ポイントは1ポイント=2マイルから、通常ポイントは5ポイント=3マイルから交換可能です。1マイル=2円相当であることを踏まえると、還元率は0.6%〜2.0%であることがわかります。通常は年間6,600円かかる移行手数料も、本カードを利用していると無料になります。
一方で、ANA VISAワイドゴールドカードの年会費は15,400円(税込)と高めですが、ポイント還元率が高い上に、安心の国内外旅行傷害保険も付帯しているため頷ける額ではあります。
そうはいっても少しでも年会費が安くしたいですよね。ANA VISA ワイドゴールドカードでは、年会費が割引かれるシステムも用意されています。WEB明細の利用を申し込むと1,100円(税込)が割引に、「マイ・ペイすリボ(手数料なしの1回の全額払い設定が可能)」を利用すれば3,850円(税込)が割引になります。両方利用すると、年会費は10,450円(税込)まで下がります。
ANAカード(一般カード)
無料で旅行するために高い年会費を払うのはイヤ!という方にオススメのクレジットカードがANAカード(一般カード)です。
ANA VISA ワイドゴールドカードは年会費が高く手が出ないという場合でも、安心して利用することができます。なんとANAカード(一般カード)は、初年度の年会費は無料です。ANAの一般カードの国際ブランドは主要4種類、VISA/Mastercard/JCB/AMEXです。それぞれのブランドで還元方法が微妙に異なり、還元率も少しずつ変わります。詳細は以下の通りです。(還元率は1マイル=2円で計算しています)
- VISA:200円につき1Vポイント=1マイル(還元率1.0%)
- Mastercard:200円につき1Vポイント=1マイル(還元率1.0%)
- JCB:1,000円につき1Vポイント=5マイル(還元率1.0%)
- AMEX:100円につき1Vポイント=1マイル(還元率2.0%)
一見、還元率が最も高いAMEXを選ぶべきだと思いますが、実はAMEXのカードは年会費が初年度も無料になりません。毎年年会費7,700円(税込)/マイルの移行は6,600円(税込) がかかってしまいます。還元率は2倍ですが、コストも2倍ということです。
ANAカード(一般カード)には、通常コースと2倍コースの二種類の交換コースがあります。通常コースを利用する場合は交換手数料はかかりませんが、2倍コースを利用しているとマイルの交換に年間参加費を支払う必要があります。AMEXの一般カードの場合は、この2倍コースが適応されているということです。
どちらのコースを利用してもメリットはあります。
ANAマイルを貯まるためのさらなる裏技はこちらの記事をご覧ください。
スターフライヤー
東京-北九州・福岡間のフライト料金が、JALやANAと比べてお得なことが特徴の航空会社がスターフライヤーです。スターフライヤーでは、「スターフライヤー・マイレージプログラムSTAR LINK」と呼ばれるマイル制度があります。
最低5,600マイルから飛行機に乗ることができ、往復でも9,000マイルから利用可能です。羽田-関空区間でこの値段が適応されます。もちろん他の区間でも片道7,500マイルから、往復12,000マイルから利用することができます。
一律で利用可能マイルが決まっているのでわかりやすいですね。
スターフライヤーカード
スターフライヤーのマイルを貯めるに、必ずしも飛行機に乗らなくても構いません。その他の航空会社と同様、日々のお買い物で利用するだけでスターフライヤーのマイルが貯まるクレジットカードがあります。それが「スターフライヤーカード」です。
スターフライヤープレミアムカード
スターフライヤーカードは3種類用意されており、「スターフライヤーカード」「スターフライヤーVISAカード」「スターフライヤープレミアムカード」があります。
その中でもオススメなのがプレミアムカードです。初年度の年会費が無料のカードで、次年度以降も前年に10万円以上の利用で無料になります。VISAとMastercardの2種類の国際ブランドがあり、100円ごとに1ポイントを獲得できます。1ポイント=1マイルに交換することができるため、還元率は2.0%です(1マイル=2円相当の計算)。
入会ボーナスとして1,000マイルが付与され、最高3,000万円までの国内外旅行の傷害保険も付帯していて安心です。
スターフライヤーカード
プレミアムな機能まではいらない…という方にオススメなのが「スターフライヤーカード(一般カード)」です。こちらも初年度の年会費が無料になるカードで、次年度以降も前年に3万円以上の利用があれば無料になります。
200円の利用につき1ポイントが貯まり、貯まったポイントはもちろんマイルに交換可能です。プレミアムカードと同様1ポイント=1マイルで換算され、還元率は1.0%です。
こちらのカードには旅行保険は付帯していません。
スターフライヤーのマイルを活用するために必要な情報は全てこちらの記事に載っています!ぜひご覧ください。
ソラシドエア
羽田と九州地方をつなぐ便を中心に展開する航空会社が「ソラシドエア」です。神戸・名古屋などの主要都市と沖縄をつなぐ便の取り扱いもあります。そんなソラシドエアでもマイルが貯まり、航空券購入に利用することができます。
ソラシドエアのマイルも、日常生活のお買い物で貯められます。ソラシドエアのマイルを貯めるためには『ソラシドスマイルクラブ』に入会する必要があります。
Solaseed Airカードでマイルを貯める
ソラシドエアが貯まるクレジットカードは『Solaseed Airカード』です。初年度の年会費が無料になる普通カードと、年会費10,000円がかかるゴールドカードがあります。還元率やマイル交換率は変わりませんが、ゴールドカードを持っていると、ボーナスマイルが追加で付与される『ソラシドファーストメンバーズ』に加盟できる特典がついてきます。
Solaseed Airカードの還元率は、200円につき1Vポイントが付与される0.5%です。1Vポイント=1マイルに交換でき、1マイルは2円相当になるためマイルに交換する際の還元率は2.0%になります。
Solaseed Airに乗るためにはどれくらいマイルが必要?
航空券を買うために必要なマイル数は、運行便によって変わります。最も低いマイル数で渡航できる区間は石垣-沖縄間で、片道5,000マイルから利用できます。往復でも9,500マイルしかかかりません。
Solaseed Airカードの利用分のみで5,000マイルを賄おうとすると、以下のように利用するとマイルが効率よく貯まります。
- 入会時のボーナスポイントで2,000マイル(初回利用の想定)
- 300,000円分のクレジットカード利用で3,000マイル
ゴールドカードを持っていると、『ソラシドファーストメンバーズ』に登録することができます。この会員制度に加盟すると、毎年4月にボーナスポイントとして2,000マイルがプレゼントされる他、無料手荷物許容量が2倍になる特典や、優先登場の対象になる特典などが付与されます。
この『ソラシドファーストメンバーズ』に登録できるのは、毎年の登場回数が20回以上でSolaseed Airゴールドカードを持っている方です。追加の加盟料金などもかからないため、出張や帰省などで九州を訪れる際はSolaseed Airを意識的に利用したくなりますね。
区間によって異なる必要マイル数や、Solaseed Airカードのさらなる特典についてはこちらをご覧ください。
AIRDO
カラフルなデザインが特徴の航空会社「AIRDO」。北海道と日本各地を結ぶ十分な就航数や格安の航空券、充実したサービスが魅力です。格安航空では珍しく、マイルと同様の働きをする「AIRDOポイント」があります。
AIRDOポイントを貯めると、貯めたポイント数に応じて片道チケット料金に充てることができ、実質無料で飛行機に乗ることができます。
さらにAIRDOポイントの特徴としてあげられるのが、必要マイル数がシーズンによって変わることです。AIRDOではローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズンの3季でポイント必要量が変わります。東京-北海道間の必要マイルは以下のようになります。
- ローシーズン:1,400ポイント
- レギュラーシーズン:1,600ポイント
- ハイシーズン:1,800ポイント
ハイシーズンは世間一般のお休みがあたり、ローシーズンにあたるのは2月ごろです。それ以外はレギュラーシーズンになります。
『AIRDOカード』を利用して無料で北海道に行く方法は?
そんなAIRDOポイントを貯めるためには、『AIRDOカード』を利用する方法があります。国際ブランドはVISAのみですが、カードタイプは2種類「AIRDO VISAクラシックカード」と「AIRDO VISAゴールドカード」です。
入会するとボーナスポイントとして200~300ポイントのボーナスポイントがプレゼントされます。また、AIRDOの搭乗券の購入をAIRDOカードで行うと、クラシックカードは150円につき1ポイント、ゴールドカードは120円につき1ポイントが付与されます。
初年度の年会費が無料で、200円につき1Vポイントが貯まります。1,000Vポイント=50AIRDOポイントに交換することができ、20Vポイント=1AIRDOポイントとして換算可能です。
ショッピングでは4,000円でやっと1AIRDOポイントがもらえますが、航空券購入に用いると最大120円で1AIRDOポイントがもらえることになります。搭乗券の購入と一般ショッピングの還元率に大きな開きがあるため、ショッピングのみで十分なポイントを貯めることが難しいと言えるでしょう。
AIRDOの飛行機をより頻繁に利用される方は、航空券の購入にAIRDOカードを用いるとかなりお得になるということです。
航空券を無料で手に入れる方法のさらなるシミュレーションはこちらの記事をご覧ください。
デルタスカイマイル
デルタ航空が運営する「デルタスカイマイル」を貯めると、他社のマイル制度と同様デルタ航空の搭乗券支払いに充てることができます。
そんなデルタスカイマイルをお得に貯めることができるのが、「デルタスカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」です。年会費は28,600円(税込)と少し割高です。
年会費がかかるため少し敬遠してしまいがちですが、この年会費は本カードの特典で取り返すことができます。また、家族カードの1枚目の年会費は無料になるため、カード2枚分の年会費だと思えば納得のいく価格になっています。
「デルタスカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」に新たに入会し、デルタ航空のビジネスクラス航空券を購入すると、合計33,000ボーナスマイルを獲得することができます。入会ボーナスとして8,000マイルが、利用ボーナスとして25,000マイルが付与されます。1マイル=2円相当で計算すると、66,000円分が返ってくるため、2年分の年会費程度は賄えるようになります。
また、入会から1年は無条件でスカイマイルの上級会員資格「ゴールドメダリオン」が付与されます。通常時は、年間150万円の利用がなければゴールドメダリオンランクの資格を得ることはできません。ゴールドメダリオン会員は、スカイチームのラウンジを利用することができるほか、優先搭乗や優先チェックインの対象になることができます。また、通常付与マイルの60%分のマイルが、メダリオンボーナスマイルとして追加で付与される特典もあります。とにかく初年度がお得なので、入会すると積極的に利用することがオススメです。
デルタ航空の利用で貯まるマイルは、100につき3マイルです。還元率は街のお店で利用した場合の3倍です。通常から100円につき1マイルが還元されるので、十分に還元率が高いカードであると言えるでしょう。
海外での利用もさらにお得になります。国内での利用は100円につき1マイルが付与されますが、海外でのお買い物に利用すると100円につき1.5マイルを獲得できます。還元率は1.5倍になります。
また、毎年継続するたびに3,000マイルがプレゼントされます。長く使えば使うほどお得になるということですね。海外旅行によく行かれる方や飛行機によく乗られる方は、デルタスカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードをメインカードとして利用すると効率よくマイルを貯めることができます。
デルタスカイマイルをよりお得に貯める方法はこちらの記事をご覧ください。
様々な航空会社が「地上にいながら航空券を無料でゲットできる」クレジットカードを取り扱っています。日々のお買い物でマイルを貯めるだけで、無料で飛行機に乗れると嬉しいですね。利用頻度の高い航空会社や日々のお買い物でマイルの貯まりやすいクレジットカードを選ぶと効率よく利用することができます。
アプリ経由で発行がお得
JALカードの発行はこちらからこの記事のライター:Maya Shinoda / ポモチ専属ライター
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