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【アンケート結果】「消費者が新しいコード決済に求めることは?」

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【アンケート結果】「消費者が新しいコード決済に求めることは?」

FamiPayや7Payなどの新コード決済が、7月に続々登場しました。

7Payはリリース直後から不正利用が大きな問題となり、PayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」の二の舞になってしまいました。コード決済の普及の起爆剤になるかと思われた7月、コード決済界隈への雪解けはまだ遠そうです。

実際に、消費者はコード決済をめぐる一連の動きについて、どのように感じているのでしょうか。最新の消費動向とともに、300人の男女にアンケートを行いました。

決済方法が多様化、現金vsキャッシュレス戦いも激化!

現金のみが唯一の支払い方法だった時代は、今やもう70年前。クレジットカードが普及し始めると、徐々にキャッシュレス決済を利用する人が増えてきました。
一方で、現金ユーザーは未だに圧倒的多数を占め、近年では1人で複数の決済方法を利用する「決済ダイバーシティ」の時代です。

複数の決済方法が利用可能な現在、消費者が最も利用する決済方法は何なのでしょうか。

Q:最も利用している決済方法はなんですか?

結果は以下のようになりました。

普段の買い物で最もよく利用する決済方法を教えてください。(2019年7月)

  • 現金 177人
  • クレジットカード 89人
  • Suicaなどの交通系電子マネー 1人
  • nanaco 1人
  • WAON 5人
  • デビットカード 4人
  • PayPay 5人
  • 楽天Pay 1人
  • LINE Pay 2人
  • d払い 1人
  • iD 1人
  • QUICPay 4人
  • Apple Pay 2人
  • Kyash 1人
  • その他 6人

60%近くの人が「現金」を主な決済方法として利用していることが明らかになりました。ついで多いのがクレジットカード利用者で30%、交通系電子マネーやその他のコード決済は1〜2%に止まっています。

慣れ親しんだ現金を好む人が多数派を占めた一方で、注目したいのはクレジットカードを主に利用している人の多さです。300人中、実に89人の方がクレジットカードを普段の生活で利用しているのです。
昨今では現金を持たない人も増えており、「ミニマニスト」という言葉も誕生しました。この「ミニマリスト」が実現可能なのは、クレジットカードを利用できる店舗が生活に不自由ないほどに多いからです。70年の時間をかけて、クレジットカードの利用環境が充実したことは明らかです。

最も利用する決済方法は現金でしたが、支払い方法が多様化している現在では、複数の支払い方法を使い分けている人も少なくないでしょう。そこで、「利用したことがある決済方法はなんですか?」とアンケートをとりました。現金の利用率は98%以上に上りましたが、他の決済方法も引けを取っていないことが明らかになりました。

Q.利用したことがある決済方法はなんですか?

普段の支払いで利用したことのあるサービス・支払い方法を教えてください。(2019年7月、複数選択可)

  • 現金 296人
  • クレジットカード 255人
  • Suicaなどの交通系電子マネー 129人
  • nanaco 83人
  • WAON 82人
  • デビットカード 66人
  • PayPay 39人
  • 楽天Pay 37人
  • auカンタン決済 33人
  • LINE Pay 32人
  • d払い 25人
  • iD 22人
  • QUICPay 16人
  • メルペイ 16人
  • Apple Pay 12人
  • Google Pay 7人
  • Kyash 7人
  • au Pay 5人
  • ファミペイ 2人
  • 7Pay 2人
  • Origami Pay 0人
  • ゆうちょペイ 0人
  • その他 24人

現金の利用率98%についで多いのは、クレジットカードとなり85%です。利便性の高さが一因とみられます。

現金やクレジットカードの利用率は80%を超えましたが、それに続く決済方法の利用率は50%にも及びません。現金、クレジットカード以外の決済方法で最も多かったのは、suicaなどの交通系電子マネーで43%、ついでnanacoが約28%、WAONが約27%となっています。

注目されているコード決済のなかで、最も利用率が高かったのはPayPayで13%、ついで楽天Payが12%、LINE Payが約11%となっています。クレジットカードやその他のキャッシュレス決済と比べると、利用比率は低いですが、各社が打ち出すお得なキャンペーンの影響で徐々に利用者が増えています。

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コード決済の明暗ははっきりしつつあり、新しく登場したコード決済サービスは、軒並みスタートダッシュにつまづいた様子です。FamiPay、7payはそれぞれ0.6%の利用率、ゆうちょPayに至ってはアンケートで利用者がゼロという状況が明らかになりました。7payはサービス提供を停止するリリースが出ています。

注目のコード決済の利用者は徐々に増えています。利用を開始した時期ごとに利用傾向を調べました。「コード決済を利用し始めた時期はいつですか?」という質問でご回答いただき、結果は以下のようになりました。

Q.コード決済を利用し始めたのはいつですか?

「コード決済・QRコード決済はいつから使い始めましたか?もしくは使っていませんか?」
(2019年7月)
  • 2018年12月以前 39人
  • 2019年1月 4人
  • 2019年2月 5人
  • 2019年3月 3人
  • 2019年4月 8人
  • 2019年5月 14人
  • 2019年6月 2人
  • 2019年7月 1人
  • 覚えていない 24人
  • 利用していない 200人

利用していない方が67%に上った一方で、30%を上回る人が2019年7月までにコード決済を利用していることが明らかになりました。PayPayやLINE Payの大型キャンペーンの影響で、2018年12月までに利用を始めた人は13%と最多で、ついで多いのが2019年が5%、2019年4月が3%と続きます。この時期は大型連休と重なっており、多額の出費が見込まれていました。そのため現金の利用以外にも、キャッシュレス決済がより利用された形になります。

FamiPayや7payが新たにリリースされた7月、新規利用者は0.3%に止まっています。来月の調査でどれほど伸びるか注目です。

コード決済は使いにくい?

最近では注目されているコード決済ですが、いまいち利用できるお店が少ないな、と感じることがありませんか?

また、広告はよく見るけどよく使い方がわからないうえに、使っている人もあまり見たことがないという方も多いでしょう。

そこで、実際にコード決済を利用している人に「使いにくいコード決済はどれですか?」という質問をしました。

Q.使いにくいコード決済はどれですか?

「使いにくいコード決済はどれですか?」
(2019年7月)
  • PayPay 17人
  • LINE Pay 14人
  • 楽天ペイ 8人
  • メルペイ 7人
  • auPAY 2人
  • d払い 6人
  • FamiPay 1人
  • 7Pay 3人
  • 利用していない 242人

使いにくいコード決済として最も票を集めたのはPayPayで6%でした。利用者数が多いことも背景にはありますが、慣れていないと利用しづらい仕様になっているかもしれません。

その次に多かったのはLINE Payで5%でした。LINE Payを利用する際には、セキュリティの観点から利用時には毎回パスコード入力が求められます。それを煩わしいと思う方もいるようです。指紋認証で完了することも可能ですが、今の季節手に汗をかいていると読み込まれない場合があり不便に感じる可能性もあります。

新しいコード決済、FamiPayの評判は?知名度は抜群なのに・・・?

2019年7月は、新しいコード決済が登場しました。FamiPayと7payです(7payは停止中)。これらの新しいコード決済の登場に合わせて、既存のサービスもお得なキャンペーンを打ち出し、競争が激化しています。そこで、新しいコード決済に対する人々の評価を調べました。

Q.FamiPayを使ったことがありますか?

結果は、利用したことがないという方が95%以上を占め、実際に利用して活用している人は1%以下になりました。

「FamiPayを使ったことはありますか?」
(2019年7月)
  • はい 2人
  • はい、ダウンロードしたけど使っていない 8人
  • いいえ、だけどFamiPayについては知っている 214人
  • いいえ、FamiPayを知らない 76人

まだ新しいサービスであることを鑑みても、利用者数がかなり限定的であることがわかります。では、7payはどうでしょうか?

Q.7payを使ったことがありますか?

「7payを使ったことはありますか?」
(2019年7月)
  • はい 3人
  • はい、ダウンロードしたけど使っていない 7人
  • いいえ、だけど7payについては知っている 250人
  • いいえ、7payを知らない 40人

こちらもFamiPayと同様、利用者数が1%弱にとどまる結果になりました。これまでコード決済を利用できなかったセブンイレブンで、待望のコード決済が登場・利用可能になったのにも関わらず初期登録者数が限定的になっていましました。その原因の一端は、7Payのリリース直後に明らかになった、数々の「不正利用」です。

不正利用に関しては、「7payの不正利用についてどう思いますか?」という質問で、人々の不安が明らかになりました。

Q.7payの不正利用についてどう思いますか?

「7payの不正利用についてどう思いますか?」
(2019年7月)
  • 再発防止されたら使いたい 35人
  • 対策されても使いたいと思わない 242人
  • 不正利用について知らなかった 23人

表のように、不正利用について知っている人は90%を超え、広く知られるニュースとなりました。それを受けて、不正利用の対策がなされたとしても利用したくない、と答えた方は実に81%に上ります。現金やカードのような実体がないコード決済であるがゆえに、情報のセキュリティが重要視されています。

クレジットカードを紐づけて利用する場合では特に、不正利用があると高額の利用がされてしまう恐れがあり安心して利用できません。再発防止されたら利用したいと答えた人が12%になったのもこのためだと思われます。

新しいコード決済に求めるのは、やはり「情報の安全性」

7payの不正利用の一件で、さらに大きくなったのが「情報の安全性」を求める声です。コード決済をめぐってはかねてより情報の安全性を不安視する人が多く、コード決済を利用しない人の大きな理由でありました。

コード決済には、どのような機能を持っていることが求められているのでしょうか。新たに登場するコード決済が出てくると想定して、どのような機能を求めるのかを尋ねました。

Q.新しいコード決済に求めることは?

結果は以下のようになりました。複数回答でお答えいただきました。

「新しいコード決済に求めることはなんですか?」
(2019年7月、複数回答可)
  • 登録情報の安全性 138人
  • 高い還元率のキャンペーン 42人
  • 使えるお店の多さ・自分のよく行くお店での導入 41人
  • アプリの使いやすさ 16人
  • クレカでのチャージ対応 5人
  • 使い方を丁寧に教えて欲しい 16人
  • Kyashでのクレカチャージ対応 1人
  • コード決済は使わない 53人

最も多く回答を集めたのは「登録情報の安全性」で、半数近くの46%に上りました。信頼して預けたその情報が、みすみすと悪用されてしまうと、それだけ怒りも大きくなりますね。情報セキュリティが盤石であれば安心して利用できる、そうでなければ利用できない、と考えている人が多いようです。また、コード決済でそのような不正があった時にどうしたらいいか分からない、というのも一因でしょう。クレジットカードのように不正があっても対応マニュアルが充実していれば、何か合った時にすがるものがあります。

また、情報の安全性のほか、人々が求めるのは「高い還元のキャンペーン」と「使えるお店の多さ・自分のよく行くお店での導入」です。コード決済を利用する大きな理由はそのお得さであることがわかります。

ついでアプリの使いやすさを求める意見もあり、現行のコード決済サービスには改善の余地が大いにあります。

新たなコード決済が続々と登場する現在、現行のコード決済のさらなる改善を期待しましょう。

この記事のライター:Maya Shinoda / ポモチ専属ライター

Maya Shinoda / ポモチ専属ライター

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