【大学生のクレカ保有率】「クレジットカード持ってる?」大学生の保有率は85%以上!?
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学生のクレジットカードの保有率85%以上?持っているけど使わないのはなぜ
手持ちの現金がなくてもお買い物ができるのがクレジットカード。
クレジットカードを手にするためには、収入やお金の借り入れ状況などの情報を元にした事前審査に通過することが必要です。
全員が審査を通過するわけではなく、定職についていることが条件であったり、安定した収入があることを証明できなかったときは審査に落ちる場合があります。
特に大学生は安定した職業という点では発行されるクレジットカードは限定されます。大学生専用のクレジットカードはありますが、一般的なクレジットカードに関しては、個人の収入だけでクレジットカードの審査を通ることは難しいと言えます。
そのような背景はありますが、ほとんどの大学生がクレジットカードを保有しているというポモチの独自アンケート結果が出ました。(Instagram等で個別ヒアリング調査)
アンケート結果によると、とある大学の学生90人のうち実に85%以上がクレジットカードを保有していることが分かりました。学生はほとんどの支払いをクレジットカードで行なっているのでしょうか。
実はそうではないのです。
ポモチでは、大学生のクレジットカード事情を調査しました。
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大学生はクレジットカードをどんな時に使う?
学生の間での保有率85%を超えるクレジットカード。
別のデータでは「クレジットカードを普段の支払いで主に使う」と答えた学生は半数程度とも言われています。保有しているだけで使わない人が多いという結果です。
では、半数程度の人はどのような場面でクレジットカードを利用するのでしょうか。
主に利用する理由は以下になります。
- 高額なものを買う時
- ネットショッピングをする時
- ポイントが貯まりやすい時/ポイント2倍などのキャンペーンの時
- 現金を出して支払うのが面倒な時
- 急いでいる時
結果を見ると、現金では払えない(払いたくない)ときにクレジットカードを利用していることがわかります。
支払い時にクレジットカードを使うメリットのひとつにポイントという形で利用した分が還元されることが挙げられます。ある学生は「マイルが2倍貯まる時など、実用的なポイントが貯まる時に使っています」と回答しました。
また、「現金を出すのが面倒な時や現金を持ちたくない時に、クレジットカード一枚だけを持って現金を持たずに出かける場合もある」とも。
ジョギング終わりに何か飲み物を買いたい時やパーティや飲み会などで小さなカバンしかもっていない時など、荷物を少なくしたいシチュエーションは日常に溢れています。そんな時、薄いカード1枚だけを持って出かけられるのはとても便利ですね。
さらに、「現金を出して払うのが面倒な時にもカードを使う」という意見がありました。日本の通貨である「円」はアメリカ等の諸外国と比べて通過単位が大きい分、物理的に小銭が細かく多くなります。
500円玉は1枚でも重く、1円や5円などの額の小さな硬貨も多く持ち歩くとかさばります。たくさん小銭が溜まると、支払い時にガチャガチャと探す手間も発生します。急いでいる時は特に不便です。その点、クレジットカードを利用しての支払いは、暗証番号の打ち込みかサインで済みます。小銭を減らすためのお釣りの計算もしなくて済みます。時間も短縮できます。
以下のような意見もありましたので、大学生の他の回答も見てみましょう。
- バイト代を口座から引き落とすのが面倒な時にクレジットカードを使う
- 基本的にいつでもクレジットカードを使う(ブラックサンダー1枚でも)
という回答もありました。
バイトなどで得られたお金は大抵銀行口座に振り込まれます。1度振り込まれたお金を利用の度に引き出すのは面倒です。手数料や引き出す手間を嫌い一気に引き出し少しずつ使う人もいますが、現金が手元にあったらついつい使ってしまう人もいます。その場合はクレジットカードが重宝しているようです。「クレジットカードはお金を使っている感覚がない」と言う年配の方もいれば、「現金が手元にあると使ってしまう」という大学生もいます。
また、面白い回答としては、「ブラックサンダー1枚でもカードで買う」という猛者がいたことです。
ブラックサンダーは小分けになった1袋が30円前後のおなじみのスナックです。カード支払いに慣れてしまうと小銭を全く持たない人もいます。「現金30円くらい持っていないのか」と感じるかもしれませんが、小銭でも現金を1円も持っていないのです。完全にキャッシュレス決済に移行している学生がいるということです。
大学生がクレジットカードを持っているのに使わないのはなぜ?
では、「クレジットカードを持っているのに使わない」理由はどうしてなのでしょう。
単純に「クレジットカードを使えないお店では使わない」という場合もありますが、大勢で食事に行った時など「割り勘」をしなければいけない時は、特に使えないという理由が挙げられています。
日本では、個人単位の別会計を受け付けていないレストランが少なくありません。学生のように大勢で食事に行く世代には優しくない制度です。クレジットカードを使いたくても、全員の分をクレジットカードで支払い、後から現金で割り勘分を徴収するという形になっています。全員の分を一気に払うとなると、すぐに現金で返ってくるとはいえ後日の請求が気になります。
最近では、LINE PayがLINE上でキャッシュレスに割り勘できるサービスなどを展開し、このような問題の解消に着手しています。海外では個別会計を断るレストランはほとんどなく、自分が食べた料理や飲んだドリンクが分かっていると一人ずつ会計をしてくれます。クレジットカードでの支払いももちろん受け付けてくれます。「割り勘」という文化がクレジットカードの利用には不向きなのかもしれません。
また、「クレジットカードで支払いをするより現金で支払った方がお金を使ったという実感があるから」という回答もありました。確かに手で触って重みを感じて支払う感覚も、節約やお金の大切さを実感するのには大切です。
学生のクレジットカード事情を調査しましたが、学生のクレジットカード保有率は85%を超えていました。そして、現金での支払いを面倒だと感じる人も増えています。コード決済が浸透するにつれ、コード決済利用の為にクレジットカード利用することも増えてくるでしょう。
本当にお得な決済方法は個人によって異なるのでしっかりチェックしましょう。
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ポモチアプリは、どのお店でどのような支払い方法ができるか可視化した「キャッシュレスマップ」アプリです。 支払い方法ごとの還元率やキャンペーン情報も網羅しています。キャッシュレスライフを快適に過ごしましょう。
この記事のライター:Maya Shinoda / ポモチ専属ライター
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